小さなお子様を連れての電車移動は、周囲への気兼ねやベビーカーの置き場など、何かと気苦労が絶えないものです。そんなパパやママに朗報が飛び込んできました。東京都は、ベビーカーのままスムーズに乗り込める「子育て応援スペース」を設置した都営大江戸線の運行を、2020年2月1日から大幅にパワーアップさせることを決定したのです。
この取り組みは2019年7月31日からスタートしたもので、車内には子どもたちに大人気のキャラクター「きかんしゃトーマスとなかまたち」の可愛い装飾が施されています。今回のリニューアルでは、これまで3編成だった設置車両が合計7編成へと一気に拡大されることになりました。運行本数が増えることで、狙って乗りやすくなるのが嬉しいポイントでしょう。
さらに嬉しいことに、一部の車両は毎日同じ時刻に運行されるダイヤが組まれる予定です。お出かけのスケジュールが立てやすくなり、突発的な混雑を避けて移動できる安心感へとつながります。SNS上でも「これなら泣き出してもお互い様と思える」「時間を合わせて乗りたい」といった、歓迎と期待のファンの声が相次いで寄せられていました。
今回の増便に合わせて、車内のトーマスの絵柄も新しく追加されるため、乗るたびに新鮮なワクワク感を味わえるに違いありません。また、大江戸線のすべての駅のホームドアには案内ステッカーが貼られます。どの位置で待っていればお目当ての車両に乗れるのかがひと目で分かる親切な設計は、忙しい移動時において非常に実用的だと言えます。
東京都の小池百合子知事は、2020年1月17日に行った記者会見の席で、育児に励む人々が公共交通機関をより快適に利用できるような環境整備を今後も積極的に進めていきたいという抱負を熱く語りました。行政がこうした具体的な形で子育て世帯をバックアップしてくれる姿勢は、社会全体で子どもを育む風土を作るためにも大変有意義です。
このような「子育て応援スペース」のような専用エリアを設ける試みは、単なるバリアフリーの枠を超え、周囲の乗客に対して「ここは子どもたちのための場所」という共通認識を促す効果を持っています。ギスギスしがちな車内の空気を優しく変えるきっかけとして、大江戸線だけでなく他の路線や全国の鉄道会社へも広く波及していくことを期待したいところです。
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