【台風19号からの復活】ミールケアが最新鋭のパン工場を2020年3月再始動!アレルギー対応とHACCP認証で描く食の安全

2019年10月に東日本を襲った台風19号は、長野県内にも甚大な爪痕を残しました。千曲川の氾濫によって本社が水没するという過酷な状況に直面したのが、給食受託サービスを展開する「ミールケア」です。しかし、同社はこの逆境を単なる復旧で終わらせるつもりはありません。2019年12月02日、本社設備の全面刷新を伴う力強い再建計画が明らかになり、多くのファンや関係者から温かいエールが送られています。

SNS上では「子どもが大好きな野菜パン、待っています!」「アレルギー対応パンは命綱なので再開が嬉しい」といった期待の声が溢れています。現在は長野県信濃町の拠点で代替生産を継続していますが、どうしても生産数が限られていました。そんな中、2020年3月にも新設備での稼働を再開し、生産能力を被災前より3割も高めるというニュースは、まさに復興の象徴といえるでしょう。

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国際基準HACCPへの挑戦と生産能力の拡大

ミールケアの強みは、卵や牛乳を使用しないアレルギー配慮型の「野菜パン」や、小麦粉を使わない「グルテンフリー」の食パンです。今回のリニューアルでは、数億円規模の投資を行い、月間生産数をこれまでの30万個から40万個へと大幅に引き上げます。最新の効率的な設備を導入することで、これまで以上に多くの幼稚園や保育園へ、安心・安全な食を届けられる体制が整う見込みです。

特筆すべきは、国際的な衛生管理基準である「HACCP(ハサップ)」への対応です。HACCPとは、食品の製造工程で発生しうる食中毒や異物混入などの危険を予測し、特に重要な工程を継続的に監視する高度な管理手法を指します。この認証取得を目指す新工場は、衛生面で最高水準を誇る拠点へと生まれ変わるでしょう。企業の危機をチャンスに変え、より高いハードルへ挑む姿勢には編集部としても敬意を表します。

さらに、新工場には地元の小学生などが訪れることができる「見学コース」も新設される予定です。食育の場として地域に根ざす工夫が凝らされており、今後の水害に備えた避難体制の強化も並行して検討されています。2019年3月期には売上高60億円を達成している同社。2020年3月の完全復活に向けて、長野の地から「美味しい笑顔」を全国に広げていく新たな幕開けが始まろうとしています。

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