日本銀行那覇支店が2020年01月10日に発表した最新の金融経済概況によると、沖縄県内の景気は「全体として拡大している」という頼もしい判断が維持されました。この好調な景気判断は、なんと76カ月連続、つまり6年4カ月もの長きにわたって右肩上がりを続けている計算になります。SNS上でも「沖縄の勢いが止まらない」「旅行で行ったときの活気が数字に表れている」といった、驚きと納得の声が多数寄せられていました。
好景気を力強く牽引している最大の原動力は、県内の人口増加と旺盛な観光需要に支えられた個人消費の底堅さです。2019年10月01日に実施された消費税率の引き上げによる買い控えや反動減といった、いわゆる「消費増税の影響」について、同支店は時間の経過とともに少しずつ和らいでいるとの見方を示しました。実際に街の様子を見てみても、増税直後の冷え込みから急速に客足が戻りつつある息吹を感じることができるでしょう。
具体的な数値を紐解いてみると、2019年11月の県内百貨店やスーパーにおける全店舗販売額の速報値は、前年の同じ月と比べて約1%の増加を記録しました。こちらはわずか2カ月で再びプラスへと転じており、日用品や食品といった生活に密着した購買意欲が依然として高いことを証明しています。家計のサイフの紐が固くなりがちな増税直後の時期において、この素早い回復力は驚異的と言わざるを得ません。
さらに、増税の影響を最も大きく受けやすいとされる大型家電専門店の販売額についても、ポジティブな兆候が見え始めています。2019年10月には前年比で約27%減と大きく落ち込んでいましたが、2019年11月には約8%減にまでマイナス幅が大幅に縮小しました。高額な家電製品への買い控え心理が、一過性のものから徐々に通常モードへと戻りつつある証拠だと言えます。
編集部の視点として、今回の発表は沖縄経済の持つ圧倒的なポテンシャルを改めて見せつける形になったと感じています。日本全体が少子高齢化や人口減少に悩む中で、人口が増え続けている沖縄はまさに奇跡のエリアであり、観光リゾートとしてのブランド力も年々高まりを見せています。一時的な増税ショックに揺るがない強固な経済基盤は、今後の日本経済を牽引するトップランナーとして、さらなる飛躍を大いに期待させてくれるでしょう。
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