液晶ディスプレイに不可欠なレアメタル!2019年12月のインジウム国内価格は「据え置き」で安定推移へ

金属精錬の国内大手として知られるDOWAエレクトロニクスは、2019年12月2日、スマートフォンの画面や液晶テレビの製造に欠かせないレアメタル「インジウム」の国内販売価格、いわゆる「建値」について、前月から据え置く方針を明らかにしました。

今回の発表により、大口の需要家向け価格は1キログラム当たり2万8000円、また小口の取引先向けは同3万2000円が継続される見通しです。この「建値」とは、メーカーが販売の指標として提示する標準価格のことで、国際相場や為替の影響を色濃く受ける特徴があります。

インジウムは、電気を通しながら光を透過させる「透明導電膜(ITO)」の主原料として、現代のデジタル社会を支える極めて重要な資源です。生産量が少なく、特定の国からの供給に依存しやすいため、価格が安定することは製造メーカーにとって大きな安心材料といえるでしょう。

ネット上の反応を見ると、投資家や産業界からは「供給バランスが保たれている証拠だ」「急激な高騰がなくてひとまず安心」といった、市場の安定を歓迎する声が上がっています。一方で、今後のハイテク需要の動向によっては価格変動を懸念するシビアな意見も散見されます。

編集者としての私見ですが、こうした基幹素材の価格据え置きは、最終製品であるガジェット類の価格維持にも繋がるポジティブなニュースだと捉えています。2019年12月3日時点の市場環境を鑑みると、資源の安定供給と価格の透明性は、日本のモノづくりを支える生命線といえるはずです。

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