三原舞依選手が中国杯欠場へ。氷上の天使が下した「今季治療専念」という勇気ある決断

フィギュアスケート界に、切なくも温かいエールが広がっています。日本スケート連盟は2019年10月21日、東京都内で開催された理事会において、2017年の四大陸選手権を制した「氷上の天使」こと三原舞依選手が、11月上旬に重慶で開催されるグランプリシリーズ第4戦・中国杯を欠場することを正式に報告しました。

三原選手は2019年の夏場から体調を崩しており、すでに9月の国際大会や10月25日から26日にかけて行われるスケートカナダの欠場も決まっていました。今回の発表により、楽しみにしていたファンからは「今はゆっくり休んで」といった、彼女の体調を最優先に考える献身的な声がSNS上で数多く寄せられている状況です。

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アスリートを支える周囲の決断と、三原舞依選手の「今」

指導にあたる中野園子コーチは、今シーズンについては競技から離れ、治療に専念させる意向を明らかにしました。ここで言う「グランプリシリーズ」とは、世界の上位選手のみが出場を許される最高峰の大会群を指しますが、その舞台を辞退してでも体を整える選択は、彼女の輝かしい未来を守るために不可欠なステップだと言えるでしょう。

三原選手が抱える病状の詳細は伏せられていますが、かつて彼女は「若年性特発性関節炎」という、自己免疫の異常により関節に痛みや腫れが生じる難病を乗り越えてリンクに戻ってきた経験があります。一度は絶望の淵から這い上がった彼女だからこそ、今回の休養も次なる飛躍のための大切な充電期間になると信じずにはいられません。

編集者の視点から申し上げれば、常に笑顔でリンクに立つ彼女の姿が見られないのは寂しい限りです。しかし、無理をして怪我や悪化を招くよりも、万全の状態で再びあの滑らかなスケーティングを披露してくれる日を待つことこそが、真の応援ではないでしょうか。彼女のスケート人生はまだ長く、ここで急ぐ必要は全くないのです。

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