今や世界中で爆発的な盛り上がりを見せるコンピューターゲームの対戦競技「eスポーツ」の世界に、通信大手が本格参戦します。NTT東日本は2020年01月21日、eスポーツ事業に特化した新会社「NTT e-Sports」を2020年01月31日付で立ち上げると発表しました。このニュースはネット上でも瞬く間に話題となり、SNSでは「通信環境が命のeスポーツにNTTが本気出すのは激熱」「地方でも大会が開かれやすくなりそう」といった期待の声が続々と寄せられています。
新会社は東京の新宿に拠点を構え、資本金は3億円規模でのスタートとなります。NTT東日本やNTT西日本を含むグループ4社に加え、映像配信でおなじみのスカパーJSATや、アミューズメント施設を運営するタイトーも資本参加を決めており、業界の垣根を越えた強力な布陣が敷かれました。詳しい出資比率は明かされていないものの、NTT東日本が5割を超える株を保有して主導権を握る形となっており、並々ならぬ本気度が伝わってきますね。
新会社の社長にはNTT東日本の渋谷直樹副社長が就任し、2020年01月21日の記者会見では、通信インフラの提供を通じてイベントの盛り上がりを底支えしたいという力強い抱負が語られました。私は、この試みこそが日本のeスポーツを次のステージへ引き上げる起爆剤になると確信しています。なぜなら、一瞬の遅延が勝敗を分けるこの競技において、通信の安定性はプレイヤーにとって最も重要であり、そこを信頼のNTTが保証してくれるからです。
ローカル5Gと施設展開で狙う次世代の選手育成
新会社の最大の武器は、特定の地域限定で高速・大容量の通信環境を構築できる「ローカル5G」という最先端技術です。これは一般的な携帯電話の電波とは異なり、特定の敷地内に専用の超高速ネットワークを引き込むため、混雑による遅延が起きないという特徴を持っています。この技術を引っ提げて各地の自治体とタッグを組み、大会の企画や誘致を行うだけでなく、高校におけるプレイヤーの育成支援にも乗り出す計画ですから、未来のプロゲーマーがここから誕生するでしょう。
さらに、eスポーツの魅力を発信する普及拠点も全国に整備される予定です。まずは2020年07月に、サブカルチャーの聖地として知られる東京都千代田区の複合ビル「秋葉原UDX」内に大規模なイベント施設をオープンします。今後は全国にある電話局の空きスペースを大会や練習場として活用する画期的なアイデアも検討されており、2024年度には売上高40億円という高い目標を掲げています。地域密着型の新たなエンタメの形から、今後も目が離せませんね。
コメント