体験型店舗が熱い!エディオン広島本店の「eスポーツ」&「ドローン」導入戦略に迫る

家電量販店のエディオンは、2019年6月21日に全面リニューアルオープンしたエディオン広島本店(広島市)において、ネット通販にはない「体験」に特化した画期的な売り場を展開しています。建て替えられた東館と、全面改装された西館の2館体制となり、売り場面積はそれぞれ約7,000平方メートルと大幅に拡大されました。デジタル時代において、実際に商品を手に取り、その性能を試すことができる実店舗の価値を、この新しい本店は最大限に引き出していると言えるでしょう。

このリニューアルの目玉は、今話題沸騰中のゲーム対戦競技「eスポーツ」と、急速に普及が進む「ドローン」の体験コーナーが新設された点にあります。eスポーツとは、エレクトロニック・スポーツの略で、コンピューターゲームやビデオゲームをスポーツとして捉え、競技として行うことを指します。エディオン広島本店では、専用の高性能パソコンやゲーム機、没入感を高めるヘッドホンなどを完備したフロアを設け、基本的に無料でこの競技を体験できるようにしているのです。

また、ドローンを操縦できるコーナーも設けられています。ドローンは、無線操縦で飛行する無人航空機のことで、空撮や測量など多岐にわたる分野での活用が期待されています。このコーナーでは、実際にドローンを操作してみることで、その操作性や安定性を体感し、購入意欲を高める効果が期待されます。2019年6月24日に内覧会が開催され、多くのメディアや関係者がその新しい売り場に注目を集めていました。

東館(旧・本館)は約2年ぶり、西館(旧・新館)は約2カ月ぶりの営業再開となりましたが、これら2つの建物は4階の連絡通路で結ばれ、来店客がスムーズに行き来できる設計になっているとのことです。SNSでは、特に「eスポーツ」体験ができることに対して、「ゲーミングPCを試せるのは嬉しい!」「無料で最新の環境に触れられるのは神サービス」といった、若年層を中心とした熱い反響が見受けられます。

私見になりますが、家電量販店が単に商品を陳列する場所から、「遊べる・試せる・学べる」体験の場へと進化していることは、非常に素晴らしい動きだと評価できます。eスポーツは今後さらなる市場拡大が見込まれており、ドローンは実用化が加速している分野です。これらの最先端技術を気軽に体験できるようにすることで、エディオン広島本店は、地域のお客様のデジタルライフを豊かにする拠点としての役割を強化していくことでしょう。この体験型戦略は、今後の小売業界の新たなモデルケースとなる可能性を秘めていると考えられます。

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