毎日の買い物で何気なく受け取っているレジ袋ですが、それを断るだけでお小遣いが貯まる嬉しい試みがスタートしました。三菱総合研究所は、東京都とタッグを組んで新たな実証実験を開始したのです。舞台となるのは、オフィス街として知られる東京の大手町、丸の内、そして有楽町地区のコンビニをはじめとした対象店舗となります。
今回の取り組みでは、レジ袋の利用を辞退した買い物客に対して、独自のポイントが還元されます。このポイントは「東京ユアコイン」と呼ばれるデジタル通貨で発行される仕組みです。デジタル通貨とは、インターネット上で価値をやり取りできる電子的なお金のことで、スマートフォンを使って手軽に決済や管理ができるのが特徴となっています。
実証実験の期間は2020年2月末までを予定しており、なんと1人あたり最大で7500ポイントも獲得できるチャンスがあります。なお、このポイントは1ポイントあたり1円相当として利用可能です。SNS上でも「エコ活動が目に見える形で得になるのは嬉しい」「これを機にマイバッグを持ち歩きたい」といった前向きな声が続々と上がっています。
ポイントを手に入れる方法は非常にシンプルで、スマホの専用アプリを提示するだけです。対象のお店でレジ袋を断るだけでなく、持参したタンブラーでコーヒーを購入することでもポイントが貯まります。日々のちょっとした環境への配慮が、お財布に優しいご褒美へと変わる魅力的なシステムと言えるでしょう。
時差通勤でも貯まる!オフィス街全体で取り組む新しいエコの形
さらに面白い点として、このプロジェクトは買い物だけでなく働き方にも連動しています。丸の内エリアにある協力企業に勤める会社員が、混雑を避けた時差通勤を行った場合にもポイントが提供されるのです。環境問題だけでなく、都市部の満員電車という社会課題の解決も同時に目指す素晴らしいアイデアだと感じます。
貯まった東京ユアコインは、同地区内の対象店舗でそのまま支払いに使えるほか、大手のコンビニなどで利用できる共通ポイントへ交換することも可能です。利便性が高く、使い道に困る心配もありません。エコバッグやタンブラーをカバンに忍ばせて、スマートでスマートなオフィスライフを始めてみませんか。
私個人の意見として、このようなインセンティブ(報酬)型の環境対策は、義務化よりも人々の自発的な行動を促すために極めて有効だと考えます。我慢するエコから、得をするエコへ。今回の実験が呼び水となり、持続可能なライフスタイルが全国のオフィス街へ日常として定着していくことを切に願っています。
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