2020年1月13日から2020年1月19日までの期間、大阪の紀伊国屋書店梅田本店におけるビジネス書の売上ランキングが発表されました。新しい年を迎えて「今年こそは自分を成長させたい」と意気込むビジネスパーソンたちの熱気が、そのまま反映されたような非常に興味深いラインナップとなっています。注目のトップは今井孝氏の『誰でも無理なく継続的にお客様が集まる起業1年目の集客の教科書』が獲得しました。ネット上でも「初心者に寄り添う具体的なアプローチが素晴らしい」と、多くの起業志望者から絶賛する声が上がっています。
続く第2位には、世界的な大ベストセラーであるハンス・ロスリング氏らの『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』がランクインしました。この「ファクトフルネス」とは、データや客観的な事実に基づき、偏見に惑わされずに世界を正しく見る習慣を指す専門用語です。SNS上では「自分の思い込みがいかに激しかったかを痛感させられた」という読者の驚きの声が溢れており、現代の必須教養として定着している様子が窺えます。さらに第3位には、自己啓発の名著として名高いスティーブン・R・コヴィー氏の『完訳7つの習慣』が入り、根強い人気を見せつけました。
第4位の『メモの魔力』や第5位の『やり抜く人の9つの習慣』など、行動変容を促す実用書も上位を占めています。思考を整理してアイデアを生み出すための「メモ術」や、目標を達成するための「マインドセット(心の持ち方や思考の癖)」を磨きたいというビジネスパーソンの切実なニーズが伝わってくるでしょう。私たちは日々の業務に追われる中で、どうしても目先のテクニックに頼りがちになります。しかし、こうした不朽の名著や思考法を説く本が上位に並ぶ背景には、時代が変わっても揺るがない「本質的な人間力」を底上げしたいという、現代人の強い成長意欲があるのではないでしょうか。
現代社会を生き抜くための「未来予測」や「教養」にスポットを当てた書籍も見逃せません。第6位には落合陽一氏の『2030年の世界地図帳』、第8位には出口治明氏の『哲学と宗教全史』がランクインしました。また、同率第10位の『今さら聞けないお金の超基本』や『人は話し方が9割』など、生活やコミュニケーションに直結する知識も注目されています。変化の激しい時代だからこそ、目先の損得ではなく、歴史やマネーリテラシーといった強固な土台を築くことが重要です。読書を通じて自らの視野を広げ、豊かな未来を創造していきたいものですね。
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