ラグビー界が熱い熱気に包まれる中、トップリーグ(TL)の第3節最終日が2020年01月26日に開催されました。ノエビアスタジアム神戸をはじめとする各会場で火花を散らす熱戦が繰り広げられ、ファンの心を大いに揺さぶっています。今シーズン、連覇という偉大な目標を掲げる神戸製鋼は、宿敵であるサントリーと対戦いたしました。目の離せない激しい攻防の末に35対29で見事勝利を収め、開幕からの無敗記録を3連勝へと伸ばしています。昨シーズン2位の実力派であるサントリーを相手に、王者の風格を存分に見せつける結果となりました。
試合は序盤からサントリーに先制点を許すという、神戸製鋼にとっては緊迫した立ち上がりを迎えます。しかし、ここからの修正力こそが今のチームの真骨頂と言えるでしょう。前半のうちに見事な逆転劇を演じ、20対16という僅かなリードを奪って試合を折り返しました。ラグビーにおいて「トライ」とは、相手のゴールインゴールにボールを接地して5点を獲得する最もエキサイティングな得点方法です。後半に入ると神戸製鋼はこのトライをさらに2つ積み重ね、追いすがるサントリーの猛追を素晴らしい集中力で退けました。
この劇的な試合展開に、SNS上では「これぞ黄金カード」「最後までどちらが勝つか分からない最高のエンターテインメントだった」といった歓喜の声が溢れかえっています。筆者の視点としても、先制されても決して動じない神戸製鋼の精神的なタフネスさには、ただただ脱帽するばかりです。王座を死守するという強い覚悟が、選手一人ひとりの気迫に満ちたプレーからひしひしと伝わってきました。敗れたとはいえ、最後まで王者を追い詰めたサントリーの攻撃力も素晴らしく、今後のリーグ戦をさらに面白くしてくれる確信が持てる好ゲームです。
また、同日に行われたもう一つの注目カードでは、キヤノンがNECを相手に38対12という圧倒的なスコアで快勝を飾りました。この結果、キヤノンは通算成績を2勝1敗とし、上位進出へ向けて確かな手応えを掴んだに違いありません。一方で、苦しい戦いが続いているNECは開幕から痛発の3連敗を喫する形となり、次節以降の巻き返しに大きな期待がかかります。各チームの思惑とプライドがぶつかり合うトップリーグからは、今後も一瞬たりとも目が離せそうにありません。
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