2015年4月14日に広島空港で発生したアシアナ航空機の着陸失敗事故において、事態が大きく動きました。広島県警は2020年1月10日、当時の男性機長と男性副操縦士の2名を、業務上過失傷害などの疑いで書類送検したのです。操縦していたエアバスA320型機が滑走路の手前にある航空灯火に接触し、乗客34人に肋骨が折れるなどの重軽傷を負わせたことが理由とされています。事故から約5年という歳月を経ての刑事手続きの開始に、世間の注目が改めて集まっている状況です。
今回の容疑である「業務上過失傷害」とは、仕事上で必要な注意を怠り、他人に怪我をさせた場合に問われる法律上の責任を指します。航空機の運航においては、乗客の命を預かる操縦士に極めて高い安全管理が求められるため、今回の警察の判断は妥当なものと言えるでしょう。視界不良など当時の気象条件が影響したとはいえ、安全な着陸姿勢を維持できなかった過失は看過できません。二度とこのような事態を招かないためにも、個人の責任追及に留まらず、組織的な再発防止策の徹底が不可欠です。
このニュースに対し、SNS上では多くのユーザーから様々な意見が飛び交っています。「事故当時の恐怖を思い出した、怪我をされた方が報われてほしい」という被害者への寄り添う声が目立ちました。その一方で、「書類送検までに5年もかかったのはなぜだろう」といった、捜査期間の長さに疑問を抱く書き込みも散見されます。さらに「航空会社の安全管理体制は本当に改善されたのか」という、今後の空の旅における安全性を不安視するコメントもあり、議論が活発に行われているようです。
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