世界最高峰のイングランド・プレミアリーグで快進撃を続けるリバプール。2020年1月29日に行われた試合でも、危なげない試合運びで見事に15連勝を達成しました。チームが黄金期を謳歌する一方で、新加入した日本代表のアタッカー、南野拓実選手には公式戦3試合ぶりに出場機会が訪れませんでした。ファンとしてはピッチを駆ける姿が見られず、少し寂しい夜になったかもしれません。
しかし、南野選手自身はすでに前を向いています。「まずは練習からアピールして、また試合に出られるようにいい準備をするだけ」と語り、中2日という過密日程で迎える2020年2月1日のサウサンプトン戦へ照準を合わせていました。このストイックな姿勢こそが、彼が世界中から愛される理由なのでしょう。SNS上でも「焦る必要はない」「次こそ爆発してほしい」といった、熱いエールが数多く飛び交っています。
過密日程とチーム方針の狭間で揺れる南野選手の選択肢
ここで注目されるのが、2020年2月4日に予定されているイングランド協会(FA)カップ4回戦の再試合です。FAカップとは、プロアマ問わずイングランドの全クラブが頂点を競う、歴史ある国内のカップ戦を指します。リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、プレミアリーグが導入している冬季中断(ウィンターブレイク)の期間に主力を休ませる方針を固めており、この再試合には若手選手だけで臨むと公言しました。
異例とも言える指揮官の決断に対して、南野選手は「出られるなら出たい気持ちもあるが、今はどうなるか分からないので何とも言えない」と、複雑な胸中を明かしています。ここで若手と共に実戦経験を積むのか、あるいは休養に充てるのか、クラブの動向から目が離せません。新天地での適応には時間がかかるものですが、彼の高い技術と戦術理解力があれば、遠くない未来にリバプールの不可欠なピースになると私は確信しています。
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