海外サッカーの舞台で、日本屈指の天才レフティがもがきながらも確かな輝きを放ちました。2020年1月5日に開催されたグラナダ戦において、マジョルカに所属する久保建英選手がフル出場を果たしています。しかしチームは相手の電撃的なカウンターと鉄壁のブロックに終始苦しめられ、思うような展開を作れませんでした。試合序盤から自陣に釘付けにされる苦しい時間が続き、前半24分には先制点を献上する展開となります。個人の打開力に頼らざるを得ないチームの現状が、浮き彫りになった格好です。
そんな劣勢の中で唯一といえる決定機を演出したのが、右サイドから果敢に仕掛けた久保選手でした。彼が放った鋭いラストパス、すなわち「味方の得点を直接お膳立てする高精度のパス」は、チームにとって一筋の光となります。後半に入るとマジョルカがボールを保持して主導権を握る時間帯も増えましたが、ゴールを脅かすまでには至りません。モレノ監督も試合後に「敵陣のボックス付近で効果的なプレーが全くできなかった」と語り、攻撃の形を作れなかったことに強い落胆の色をにじませていました。
試合中、久保選手はピッチ上の空いたスペースを見つけて巧みに顔を出し、何度もボールを要求し続けます。しかし味方からのパスは一向に供給されず、彼の動き出しが活かされない歯がゆい時間が流れていきました。試合終了間際、ペナルティーエリアと呼ばれるゴール前の得点チャンスが生まれる区域で、待望の右足シュートを放ちます。ですが無情にもボールはゴール枠を外れてしまい、最終的にノーゴールという悔しい結果でタイムアップを迎えました。
この試合展開に対して、SNS上では日本のファンだけでなく現地のサポーターからも多くの意見が飛び交っています。ネット上では「久保が完全に孤立していてかわいそう」「もっと彼を信頼してボールを集めるべきだ」といった、周囲のサポート不足を指摘する声が相次ぎました。その一方で「最後のシュートを決めていればヒーローだった」「右足の精度向上が今後の課題になるだろう」という、決定力を惜しむ冷静な分析も見受けられます。
筆者の視点としては、現在のマジョルカにおける久保選手の重要性は戦術的に見ても非常に高いと感じます。だからこそ、チームメイトが彼の動きを信頼し、ファーストチョイスとしてパスを選択する関係性の構築が急務ではないでしょうか。彼ほどのタレントが前線で孤立してしまうのは、チームにとっても大きな損失と言わざるを得ません。今回の悔しい経験を糧にして、彼が次戦以降にどのような爆発を見せてくれるのか、これからの進化が非常に楽しみです。
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