【2020年最新】東京周辺のおすすめアート展6選!ソール・ライターからルネ・ラリックまで見どころを徹底解説!

アートファン必見の季節がやってきました。現在、東京都内および近郊の美術館では、歴史に名を残す巨匠から知る人ぞ知る現代アーティストまで、多彩な展覧会が目白押しです。今回は、いま絶対に足を運ぶべき注目のアート展を厳選してご紹介いたします。

SNSでも「構図がおしゃれすぎる」「色使いに圧倒された」と大きな話題を呼んでいるイベントばかりですので、ぜひ週末のお出かけの参考にしてください。心揺さぶる芸術の世界へ、一緒に一歩踏み出してみましょう。

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奇跡の構図に酔いしれる!「永遠のソール・ライター」展

2020年3月8日まで渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催されているのが、「永遠のソール・ライター」展です。1950年代からニューヨークのファッション界を牽引し、1980年代に突如表舞台から姿を消した伝説の写真家の世界を堪能できます。

会場には、1950年代から1960年代の日常を切り取ったお洒落な傘や洋服の写真、さらにはセルフポートレートが並びます。2013年に彼が他界した後もなお整理が続けられている、貴重な未公開作品や資料にも出会えるチャンスです。

ネット上では「日常がこんなにドラマチックに写るなんて」と驚きの声が溢れています。2020年2月18日は休館日となっており、一般料金は1500円です。彼の残した洗練された美意識を、ぜひその目で確かめてみてください。

旧朝香宮邸との美しい共演!「北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック」

続いてご紹介するのは、2020年2月1日から2020年4月7日まで東京都庭園美術館で行われる「北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック」展です。ラリックは、植物や昆虫をモチーフにした有機的なデザインが特徴の「アール・ヌーヴォー」を代表する芸術家です。

彼はのちに、幾何学的なパターンを好む「アール・デコ」の時代でもガラス工芸家として大成功を収めました。今回の会場である美術館は、まさにそのアール・デコ様式で建てられた旧朝香宮邸という最高のロケーションとなっています。

邸宅の扉やろうそく立て、さらに気品あるテーブルセットなど約220点もの作品が、往時の雰囲気をそのままに展示されます。第2・第4水曜日はお休みで、一般料金は1100円となります。空間と工芸が織りなす極上の美に、誰もが心を奪われることでしょう。

鮮烈な赤に魅了される「小杉小二郎展」と江戸の粋を感じる「百人一首」

四谷三丁目の美術愛住館では、2020年4月12日まで「小杉小二郎展」が開催されています。長きにわたるフランス生活の中で、自分だけの絵画スタイルを確立した彼の個展です。

特に印象的なのが、画面の中で絶妙な存在感を放つ様々な「赤」の表現でしょう。静物画や風景画からは、洗練されていると同時に、どこか心がほっとするような穏やかな空気感が漂ってきます。月曜と火曜、2020年2月8日は休館ですが、一般600円で楽しめます。

少し足を伸ばして、栃木県の那珂川町馬頭広重美術館を訪れるのも風情があります。2020年3月29日まで「江戸の百人一首」展が催されており、当時の大流行を伝える見事な浮世絵「小倉擬百人一首」を鑑賞可能です。一般料金は500円に設定されています。

洋画の変遷をたどる「森田恒友展」とコンセプチュアルな「バイヤース」

埼玉県立近代美術館では、2020年2月1日から2020年3月22日まで「森田恒友展」が幕を開けます。明治末期から昭和初期にかけて激動の時代を駆け抜けた、埼玉県熊谷市出身の洋画家の全貌に迫る大規模な展覧会です。

情熱的なロマン主義や、近代絵画の父と呼ばれるセザンヌから受けた影響が色濃い作品など、約250点が集結します。月曜が休館で、一般料金は1100円です。これほど多くの足跡を一度に辿れる機会は、滅多にないといえます。

最後は、2020年2月29日までスカイザバスハウスで開催中の「ジェームス・リー・バイヤース」展です。心理学の視点を背景に、現代アートの巨匠デュシャンらの影響を受けた彼の作品は、非常に哲学的といえます。

人間の「存在」という目に見えないテーマを形にした彫刻や、洗練された空間芸術である「インスタレーション」が来場者を迎えてくれます。こちらは日曜日と月曜日、祝日が休館ですが、なんと入場無料で体験が可能です。

編集部が語る!今回のアート巡りの魅力と楽しみ方

今回の展覧会ラインナップを見て感じるのは、どの会場も「作品と空間の幸福なマリアージュ」が計算されているという点です。単に絵やモノを鑑賞するだけでなく、美術館の建物そのものや、展示の演出を含めて丸ごと味わうスタイルが主流になっています。

特にソール・ライターの都会的な写真と渋谷の街、あるいはルネ・ラリックのガラス細工と重要文化財の洋館という組み合わせは、これ以上ない完璧な演出です。忙しい日常から離れて感性をリフレッシュさせるには、まさに最適な選択肢となるはずです。

芸術は決して敷居の高いものではなく、自分が「あ、これ好きだな」と直感で楽しむのが一番の醍醐味だと私は考えています。カメラを片手に、あるいは大切な人と一緒に、特別なインスピレーションを探しに美術館へ出かけてみてはいかがでしょうか。

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