世界野球プレミア12で侍ジャパンが初黒星!アメリカのパワーに屈した激闘の舞台裏と今後の展望

2019年11月12日、ZOZOマリンスタジアムで行われた「第2回 WBSC プレミア12」のスーパーラウンド第2戦。ここまで無傷の快進撃を続けてきた日本代表「侍ジャパン」ですが、野球の母国・アメリカの壁に阻まれ、3対4で手痛い今大会初黒星を喫しました。

試合後、SNS上では「あと一本が出なかったのが悔しすぎる」「丸選手の打球、入ったと思ったのに!」といったファンの悲鳴に近い声が溢れています。一方で「浅村選手の勝負強さは本物だ」「明日のメキシコ戦で切り替えよう」という前向きな応援コメントも数多く寄せられました。

試合が動いたのは序盤の攻防です。先発のマウンドに上がったのは、1次ラウンドのプエルトリコ戦で圧巻の投球を見せたサブマリン・高橋礼投手でした。しかし、この日はアメリカ打線による徹底した「高橋対策」が裏目に出てしまいます。

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徹底された研究とアメリカの底力

高橋投手はアンダースロー、いわゆる「潜航型」の変則右腕として知られています。地面に近い位置から球を放つため、打者にとっては浮き上がってくるような軌道に見えるのが特徴です。しかし、米国打線は際どいコースを冷静に見極め、狙い球を絞っていました。

2019年11月12日のマウンドを振り返り、高橋投手は「ストライク先行を意識したが、カウントを悪くして相手が打ちやすい状況を作ってしまった」と肩を落とします。その結果、2回と3回に1点ずつを失い、後を継いだ山岡泰輔投手や大野雄大投手も失点を重ねる苦しい展開となりました。

対戦相手のアメリカはマイナーリーガー中心の構成ですが、将来を嘱望される若き才能とメジャー経験豊富なベテランが融合した強力な布陣です。今大会は黒星が先行しているものの、個々のポテンシャルの高さは本物であり、今回の結果も決して番狂わせとは言えないでしょう。

あと一歩に泣いた打線と浅村栄斗の奮起

追撃したい日本打線の中で、一人気を吐いたのが6番の浅村栄斗選手でした。全3打点を叩き出す3安打の猛打賞を記録し、チームを鼓舞し続けます。しかし、5番の吉田正尚選手と7番の坂本勇人選手が無安打に終わり、打線のつながりを欠いた点が悔やまれるポイントです。

特に惜しまれたのは7回の攻撃でした。2点を追う1死一塁の場面で、丸佳浩選手が放った大飛球が球場を揺らします。誰もが同点ホームランを確信した一打でしたが、打球は惜しくもフェンスを直撃。その後、2死二、三塁の好機を作るも、後続が倒れて得点には至りませんでした。

続く8回にも1点差まで詰め寄り、2死三塁という一打同点の場面を作りましたが、会沢翼選手が右飛に倒れます。文字通り「あと一本」が遠い展開が続きました。短期間で勝敗が決する国際大会において、この1点の重みは今後の戦い方に大きな教訓を与えるはずです。

編集部が語る!頂点への鍵は「修正力」にあり

個人的な見解を述べさせていただくと、今回の敗戦は決して悲観すべきものではありません。短期決戦では、一度の敗戦からどれだけ早く立ち直り、相手の対策を上回る「修正力」を見せられるかが勝負を分けます。負けてなお、粘り強い戦いを見せた侍ジャパンの底力は評価すべきです。

次なる戦いは2019年11月13日、現在全勝と勢いに乗るメキシコとの大一番です。この直接対決で勝利を収めれば、自力で決勝進出への道が開けます。敗戦の悔しさを糧に、世界一という目標に向かって再び結束する侍ジャパンの逆襲に期待しましょう。

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