2020年2月1日、日本のエネルギー産業を牽引する東芝エネルギーシステムズにおいて、新たな人事異動が発表されました。今回の注目ポイントは、パワーシステム事業部長を務める小西崇夫氏が、新たに「超臨界CO2タービン事業推進室長」を兼務することになった点です。この人事は、同社が未来の脱炭素社会を見据え、特定の先進技術開発にいかに本腰を入れているかを物語っていると言えるでしょう。
注目が集まる「超臨界CO2タービン」とは何か
では、この「超臨界CO2タービン」とは一体どのような技術なのでしょうか。簡単に言えば、二酸化炭素を「超臨界状態」という、液体と気体の境界がなくなる特殊な状態にして利用する次世代の発電技術です。この状態の二酸化炭素は、密度が高くエネルギーを効率よく運べるため、従来の蒸気タービンに比べて装置を大幅に小型化できます。結果として、発電効率の大幅な向上やコスト削減、さらには環境負荷の低減まで期待できる革新的な手法なのです。
SNS上でも今回の人事発表を受け、「東芝の次なる一手はこれか」「脱炭素への切り札になり得る技術として期待している」といった前向きな声が散見されます。単なる社内の役職変更にとどまらず、市場はこの技術がもたらすエネルギー構造の変革に大きな期待を寄せているようです。私も、今回の人事は同社がパワーシステム事業のトップランナーとして、次世代エネルギー技術の社会実装を加速させる強い意志の表れだと強く感じています。
激動するグローバルなエネルギー情勢の中で、日本企業が技術力で勝負し、新たな潮流を生み出そうとする姿勢には敬意を表さずにはいられません。小西氏のような現場を知るリーダーが推進室を率いることで、実験段階から実用化に向けたプロジェクトがより一層、スピード感を持って進展していくのではないでしょうか。これからの東芝エネルギーシステムズの動向から、目が離せません。
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