米検索巨人のグーグルが、アイルランドのITスタートアップ企業であるポインティの買収を発表し、今大きな注目を集めています。今回の買収額は公式には非公開ですが、現地メディアの報道によると約1億4700万ユーロ(日本円で約180億円)にのぼる見込みです。同社は数週間以内の買収完了を目指しており、テクノロジー業界に新たな風を吹き込むことでしょう。
ポインティが持つ「小売テック(リテールテクノロジー)」とは、最新のIT技術を駆使して小売業のサービスを効率化、あるいは高度化するシステムを指します。具体的には、店舗のレジに導入されている「POS(販売時点情報管理)システム」と連携する小型端末やアプリを開発しているのです。このシステムにより、バーコードを読み取るだけで、お店の在庫状況が自動的にデータ化されます。
特筆すべきは、この自動化された在庫データがグーグルの検索画面や地図機能と連動する点にあります。これによって、地域に根差した小さなお店であっても、自社の商品情報をインターネット上で手軽に発信できるようになるでしょう。ネット通販の拡大に頭を悩ませていた実店舗にとって、まさに救世主のような画期的な仕組みといえます。
このニュースに対し、SNS上では「地元の隠れた名店が探しやすくなるのは嬉しい」「わざわざ足を運んで売り切れという悲劇が減りそう」といった喜びの声が上がっています。一方で、個人の経営者からは「操作が難しくないなら、すぐにでも導入してみたい」と、集客への効果を大いに期待する具体的な意見が数多く投稿されていました。
筆者は、この技術が「ネットで検索して、近くのリアル店舗に買いに行く」という現代の消費行動をさらに加速させると確信しています。巨大な資金力を持つネット通販サイトに対抗するためには、中小の小売店こそ最新技術の恩恵を受けるべきです。グーグルの圧倒的な検索インフラと組み合わさることで、地域の商店街が息を吹き返す素晴らしいきっかけになるのではないでしょうか。
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