神戸の韋駄天・古橋亨梧が背番号11で挑む新シーズン!アジア挑戦と15ゴールへの熱き誓い

2020年2月14日、サッカー界に新たな旋風を巻き起こす男の強い決意が届きました。第99回天皇杯全日本選手権を制し、クラブ史上初となる念願のタイトルを獲得したヴィッセル神戸。その輝かしい躍進の中心にいたのが、現在25歳の俊足フォワード、古橋亨梧選手です。昨シーズンの大活躍で一躍トップスターの仲間入りを果たしたアタッカーは、「去年は過去のこと。今年は全く新しい戦いが始まる」と、すでに前だけを見据えています。アジアの頂点を決める戦いと国内リーグが並行する過酷な過密日程を前に、一分一秒も妥協しないという熱い覚悟が伝わってきます。

古橋選手の魅力は、何と言っても170センチメートル、63キログラムという小柄な体躯を最大限に活かしたプレースタイルにあります。ピッチを縦横無尽に駆け回る圧倒的なスタミナと、ディフェンダーを置き去りにする異次元の瞬発力が最大の武器です。SNS上でもファンの間から「彼のスピードは見ていて本当にワクワクする」「何度もスプリントできるスタミナが驚異的」といった絶賛の声が相次いでおり、サポーターの心を完全に掴んでいます。中央大学を卒業後、2017年に当時J2だったFC岐阜でプロとしての歩みを始め、2018年のシーズン途中に神戸へとステップアップを果たしました。

昨シーズンはリーグ戦31試合にプロとして出場し、見事に10ゴールを記録しています。その傑出したパフォーマンスが認められ、ついに念願の日本代表デビューも飾りました。飛躍の一年を経て、彼が今シーズンに掲げた個人目標は、自己ベストを大きく塗り替える15得点10アシストという非常に高いハードルです。私は、この高い目標設定こそが彼の進化を支える原動力だと確信しています。現状に満足せず、常に貪欲に上を目指す姿勢があるからこそ、厳しいプロの世界で短期間のうちに日本を代表する選手へと上り詰めることができたのでしょう。

チームは今、大きな変革期を迎えています。古橋選手にとって成長の教科書とも言えた世界的な大スター、ダビド・ビジャ氏とルーカス・ポドルスキ選手が昨シーズン限りで神戸を去りました。しかし、悲観する必要は全くありません。新たに昨季J1の清水エスパルスで14得点を叩き出した強力なストライカー、ドウグラス選手が前線に加わったからです。2020年2月8日に行われた富士ゼロックス・スーパーカップでは、前年王者の横浜F・マリノスをPK戦の末に破り、チームは見事に初優勝を飾りました。この大一番で2人はさっそく前線のコンビを組んでいます。

新相棒との連携について古橋選手は、「ドウグラス選手がゴール前で見せる圧倒的な強さを肌で感じた。お互いの呼吸も少しずつ合ってきているので、チームの強力な武器にしたい」と手応えを語っています。ストライカーとは、得点を奪うことに特化した前線の攻撃ポジションのことですが、タイプの異なる2人の実力派が融合すれば、昨季以上の破壊力が生まれることは間違いありません。名手たちの退団を寂しがる暇もないほど、新しいコンビネーションの成熟は順調に進んでおり、今シーズンの神戸の攻撃陣には大きな期待が持てます。

さらに今季の古橋選手は、自ら志願して背番号を「11」へと変更しました。ヴィッセル神戸においてこの番号は、かつて日本サッカー界のレジェンドである三浦知良選手らが背負った特別な意味を持つ数字です。「このクラブの11番には素晴らしい偉人が並んでいる。彼らに負けないプレーを見せたい」と語る若きアタッカーの言葉からは、引き締まったプライドと強い責任感が滲み出ています。ゴールやアシストといった攻撃面だけでなく、前線からの献身的な守備でもチームを勝利に導くという彼の決意は、新生・神戸を引っ張るエースの風格そのものです。

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