夏目漱石の胃痛を癒やすレトルトカレー!?コクテイル書房の「文学カレー」がSNSで話題沸騰中

文学ファンにはたまらない、ユニークで美味しい新商品が登場しました。古本店と居酒屋が融合したユニークな空間として知られる、東京・杉並の「コクテイル書房」が、お店の看板メニューである「文学カレー 漱石」をレトルト化し、大きな注目を集めています。発売日となった2020年2月9日は、なんと夏目漱石の誕生日です。この粋な演出に、SNS上では「誕生日のお祝いに食べたい」「レトルトなら全国どこでも買えるのが嬉しい」といった歓喜の声が相次ぎ、早くもお祭り騒ぎとなっています。

このビーフカレーは、漱石がこよなく愛した牛肉を贅沢に使用しているのが最大の特徴でしょう。しかし、単なるお肉入りのカレーではありません。漱石といえば、生涯を通じてひどい「胃弱(いじゃく)」、つまり慢性的な胃炎や胃潰瘍などの胃の不調に悩まされていたことで有名です。そこで店主の狩野俊さんは、お腹に優しいスパイスの配合に徹底的にこだわりました。歴史的な文豪への深いリスペクトと、食べる人への優しさが一皿にギュッと凝縮されているのです。

「カレーはイギリス経由で日本に伝来し、漱石もまたイギリスへ留学していた。そこに強い運命的な繋がりを感じた」と狩野さんは語ります。価格は税別600円で、自宅で気軽に文学の世界へトリップできると考えれば、非常にお手頃な価格設定ではないでしょうか。本を片手にこのカレーを味わえば、まるで明治時代にタイムスリップしたかのような、贅沢な読書時間を過ごせるはずです。文字通り「五感で楽しむ文学」という新しい体験を、私たちは手に入れることができます。

単なる話題作りに留まらず、歴史的背景まで緻密に計算されたこの商品は、素晴らしい傑作だと確信しています。食事を通して作家の生涯や人柄に触れる試みは、読書離れが進む現代において、文学に親しむ最高のきっかけになるでしょう。さらに嬉しいことに、2020年6月には第2弾として、三鷹市にゆかりのある太宰治をテーマにした魚介入りカレーの発売も控えています。次はどんな物語がカレーに紡がれるのか、今から期待が膨らんで止まりません。

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