クラシック音楽界に、胸が躍るような素晴らしいニュースが飛び込んできました。日本センチュリー交響楽団のミュージックアドバイザーに、日本を代表する名指揮者である秋山和慶氏が就任します。「結束力があり、全員が一丸となって素晴らしい音楽を作り上げている」と秋山氏が楽団の魅力を語る姿からは、これからの活動への並々ならぬ熱意が伝わってくるでしょう。SNS上でも「秋山マエストロとセンチュリーのコンビは胸熱すぎる」「どんな化学反応が起きるのか今から楽しみ」といった期待に満ちた声が数多く寄せられています。
新体制の幕開けを飾る2020年4月の定期演奏会では、ベートーベンの交響曲第3番「英雄」が披露される予定です。この「英雄(エロイカ)」は、それまでの古典派音楽の枠組みを大きく広げ、ロマン派音楽への扉を開いたとされる音楽史上の大傑作として知られています。長きにわたり楽壇を牽引してきた秋山氏による端正かつ情熱に満ちたタクトが、楽団の明るく瑞々しいサウンドとどのように融合するのか、音楽ファンの注目が集まっています。記念すべきシーズンのスタートにふさわしい、圧巻のステージとなるに違いありません。
さらに、2020年7月にはチャイコフスキーの交響曲第4番や、ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第2番といったロシア音楽の名曲たちがラインナップされています。激しい感情の起伏と重厚な響きが特徴のロシアプログラムは、聴き手の心を深く揺さぶることでしょう。そして2020年12月には、ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」の演奏が控えています。この作品は、まるで中世の騎士道物語を思わせるような美しいホルンの旋律と、大自然を彷彿とさせる壮大なスケール感が魅力の、まさにロマン派を代表するシンフォニーです。
秋山氏がもたらす新しい風に加えて、首席指揮者である飯森範親氏が手がける「ハイドンマラソン」も、いよいよその滋味を深めています。「交響曲の父」と呼ばれるハイドンの全交響曲を演奏するというこの壮大なプロジェクトは、回を重ねるごとにオーケストラの表現力を極限まで高めてきました。2020年10月の公演には、世界的な若手トロンボーン奏者であるファブリス・ミリシェー氏が登場します。ハイドンの実弟であるミヒャエル・ハイドンが作曲した、大変珍しいアルトトロンボーン協奏曲が演奏される点も見逃せません。
指揮者と楽団が互いに信頼を寄せ合い、一体となって音楽を紡ぎ出す姿こそ、ライブ演奏の醍醐味だと言えます。伝統的な名曲から、普段なかなか耳にすることのできない隠れた傑作までを網羅した今シーズンのプログラムは、初心者から熱心なクラシックファンまでを虜にする充実のクオリティです。新アドバイザーを迎えてさらなる高みへと突き進む日本センチュリー交響楽団が、2020年のクラシック界にどのような感動の旋風を巻き起こしてくれるのか、今から劇場へ足を運ぶのが待ちきれません。
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