テニスの聖地として名高いロンドン郊外のオールイングランド・クラブにて、2019年07月02日にウィンブルドン選手権の第2日目が開催されました。多くのファンが固唾を飲んで見守る中、男子シングルス1回戦に登場した日本のエース、錦織圭選手が見事なストレート勝ちを収めています。第8シードとして臨んだ彼は、ブラジルのチアゴ・モンテイロ選手を相手に終始主導権を握り続けました。
試合結果は6-4、7-6、6-4というスコアであり、これによって錦織選手は8年連続となる初戦突破という驚異的な記録を更新しました。実は大会直前まで、彼は右上腕の痛みを抱えていたため、芝コートでの前哨戦を欠場せざるを得ない状況に追い込まれていたのです。コンディションを不安視する声も上がっていましたが、蓋を開けてみればサーブもショットも極めて安定しており、初対戦の相手を圧倒する素晴らしいパフォーマンスを披露しました。
SNS上では「怪我の影響を感じさせないキレのある動きに感動した」といった声や、「やはり芝の上での勝負強さは別格だ」という絶賛のコメントが相次いでいます。今大会の鍵を握る「芝コート」は、ボールが低く滑るように跳ねるため、素早いフットワークと正確なミート力が求められる特殊な環境です。錦織選手がこの独特なサーフェスに素早く適応し、不安を払拭する勝利を挙げたことは、今後の上位進出に向けて大きな弾みとなるでしょう。
一方、女子シングルスでも注目すべき結果が届いています。先月の全仏オープンを制し、今大会で第1シードに君臨するアシュリー・バーティ選手が、女王の貫禄を見せつける勝利を飾りました。彼女が得意とする、バックスピンをかけて相手を翻弄する「スライスショット」は、芝のコートにおいて最大の武器となります。波乱が起きやすいグランドスラムの初戦を順当に勝ち上がる姿は、まさに現在の女子テニス界を牽引するリーダーそのものでした。
編集者の視点から言わせていただくと、今回の錦織選手の勝利は単なる一勝以上の価値があると感じています。肉体的な不安を抱えながらも、試合の中で感覚を研ぎ澄ませていく彼の集中力は、まさにベテランの域に達していると言えるのではないでしょうか。怪我を抱えながら戦う厳しさは想像を絶するものですが、彼なら再び日本のファンを熱狂させる快進撃を見せてくれるに違いありません。ここからの熱い戦いに、目が離せない日々が続きそうです。
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