離れて暮らす親御さんのことが気になるけれど、プライバシーは守りたい――。そんなご家族の切実な願いに応える、日立グローバルライフソリューションズによる単身高齢者向け見守りサービス「ドシテル」が、いよいよ2019年6月17日から申し込み受け付けを開始します。これは、現代社会の大きな課題である高齢者の見守りに対し、IoT(アイ・オー・ティー:モノのインターネット)技術を活用した画期的なアプローチを提供するものです。
このサービス最大の特長は、専用の「活動センサー」を高齢者が主に過ごす部屋の壁などに設置するだけで、その方の室内の様子や活動の変化を検知できる点にあります。センサーは1分に1回の頻度で動きを捉え、その活動量を細かく測定いたします。この情報はサーバーに送られ、離れて暮らす家族は自身のスマートフォン(スマホ)から専用アプリを通じて、いつでもどこでも確認できる仕組みとなっています。映像を使わないため、高齢者ご本人の姿が直接映ることはなく、プライバシーを厳重に守りながら、さりげない見守りを実現できるのは非常に魅力的であると感じますね。
活動センサーのデータからは、高齢者の日常の生活リズムや睡眠時間といった情報が記録・可視化されます。これにより、普段と比べて活動量が大幅に減少した際など、いつもと違う状況をいち早く察知し、ご家族から連絡を取るきっかけになるでしょう。もしセンサーが長時間にわたって人の存在や動きを検知しなかった場合は、ご家族のスマホにすぐに警告通知が届く異変検知機能も搭載されており、万が一の事態にも迅速に対応できる安心感があります。サービス名称の「ドシテル」は、「どうしている?」という親を気遣う気持ちから名付けられたとのことで、開発者の想いが感じられます。
この「ドシテル」は、日立グループが推進するスマートライフ事業の第一弾として、今後の展開にも大きな期待が寄せられています。将来的には、同社のコネクテッド家電(インターネットに接続され、様々な情報連携が可能な家電製品)との連携も計画されているとのこと。例えば、冷蔵庫や洗濯機などの家電の使用状況も活動センサーの情報と組み合わせることで、よりきめ細かく高齢者の生活状況を確認できるようになるでしょう。この技術革新は、単に安否確認をするだけでなく、生活全体の質(QoL:クオリティ・オブ・ライフ)の向上にも貢献すると私は確信しています。
💰気になる導入費用とSNSでの反響
気になる利用料金ですが、活動センサーを購入する場合は、初期費用として税別4万5000円、月額利用料は税別3980円が設定されています。また、センサーをレンタルするプランも用意されており、初期費用なしで月額税別5980円で利用できるため、気軽に始めたい方にも選択肢があるのは嬉しい配慮でしょう。サービス開始の発表は2018年11月に先行で行われ、2019年5月の正式申し込み受付開始のニュースは、見守りサービスを検討している多くの方々の間で大きな話題となりました。
SNS上でも、「映像がないから親も抵抗なく受け入れてくれそう」「料金はやや高めかもしれないけれど、安心を買うと思えば安い」「離れて暮らす親に何かあったらと、いつも心配していたので助かる」といった、ポジティブな反響が多数見受けられました。特に「親に見守られたくない親」と「親を見守りたい子」の間の感情的なギャップを埋める、プライバシー配慮型の見守りシステムである点が高く評価されています。この「ドシテル」が、遠方に住む高齢者とご家族との間に、新たな「安心」という名の架け橋を築くことになるでしょう。
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