2023年春に予定されている北陸新幹線の福井県・敦賀までの延伸に向け、石川県内では今、かつてないほどの盛り上がりを見せています。この歴史的な節目を華やかに彩るべく、石川県は県南部エリアの魅力を発信するための「フォトコンテスト」を初めて開催することを決定いたしました。
舞台となるのは、小松市や加賀市、能美市、川北町、野々市市、白山市の計6市町です。この地域は「加賀百万石」の文化が色濃く残る一方で、霊峰白山をはじめとする豊かな自然にも恵まれています。今回の企画は、そんな地域の宝物を改めて掘り起こし、全国へ届ける素晴らしい機会になるでしょう。
コンテストは、2019年08月23日に開設されたばかりの特設ホームページのほか、現代のトレンドに合わせインスタグラムやフェイスブックでも応募が可能です。SNS上では「地元の隠れた名所を自慢したい」「新幹線が来るのが待ち遠しい」といった期待の声が早くも上がっています。
心揺さぶる3つの部門と豪華な特典
募集される作品には、3つのカテゴリーが用意されました。まず「風景部門」では、四季折々の美しい自然を募集します。次に「文化伝統部門」では、地元に伝わる祭りや伝統工芸、歴史的な建造物など、石川の精神性を象徴するショットが対象となり、撮影者の感性が試されるはずです。
そして最も自由度が高いのが「おすすめ部門」でしょう。これは、ガイドブックには載っていないような地元住民イチオシのグルメや、観光客が偶然見つけたお気に入りのスポットなど、多種多様な「推し」を募るものです。独自の視点で切り取られた作品は、地域の新たな観光資源になるに違いありません。
各部門では最優秀賞が1作品、優秀賞が2作品、そして入賞が2作品選出される予定です。見事受賞された方には、石川が誇る豪華な県産品などの副賞が贈呈されます。2019年10月31日までの期間、スマートフォン一つで気軽に参加できる仕組みは、非常に現代的で魅力的だといえます。
未来の観光を形作る「地域の目線」
審査の結果が発表されるのは2020年02月ごろとなっており、今からどのような力作が集まるのか非常に楽しみです。私自身、こうした住民参加型の取り組みは、単なるPR以上に「地元愛」を育む重要な役割を果たすと考えています。外部の視点と内部の愛着が混ざり合うことで、化学反応が起きるのです。
北陸新幹線という「新しい道」ができる時、私たちはその先に何を見せるべきでしょうか。それは、決して豪華な施設だけではありません。一枚の写真に込められた、その土地の空気感や人々の体温こそが、訪れる人の心を動かすのです。今回のコンテストが、石川南部の新しい顔を見せる第一歩となることを期待します。
石川の美しい景色をスマートフォンのレンズ越しに覗き込み、あなただけの「最高の一枚」を投稿してみてはいかがでしょうか。今、この瞬間にしか撮れない石川の姿を共有することで、2023年の新幹線開業に向けたお祭りムードを共に盛り上げていきましょう。
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