ディスプレイデザインの分野で業界を牽引する株式会社スペースから、2020年を目前に控えた2019年11月19日、次世代を見据えた重要な人事異動が発表されました。今回の刷新は、単なる役職の交代に留まらず、組織の根幹を強化しようとする強い意志が感じられます。特に注目すべきは、代表取締役社長である佐々木靖浩氏が、2020年1月1日付で「事業戦略室長」を兼務する点でしょう。
事業戦略室とは、企業の長期的なビジョンを描き、それを具体的な計画に落とし込むための、いわば「舵取り役」を担う専門組織のことです。トップ自らがこの重責を担うという異例の体制からは、目まぐるしく変化する市場環境に対して、迅速かつダイレクトに経営判断を下そうとする熱意が伝わってきます。SNS上でも「社長が直轄することで、意思決定のスピードが飛躍的に上がるのではないか」といった期待の声が寄せられているようです。
さらに、守りの要である「内部監査室長」には、執行役員としてエリア管理を統括してきた清水丈之氏が就任します。内部監査とは、企業の業務がルール通りに正しく、かつ効率的に行われているかを第三者の視点でチェックする重要な機能です。現場を熟知した清水氏がこのポジションに就くことで、形骸化しない実効性の高いガバナンス体制が構築されるに違いありません。
攻めの体制も盤石です。戦略推進本部長には田中哲雄氏が、管理本部長には松井孝文氏がそれぞれ執行役員として昇格し、2020年1月1日から新体制がスタートします。私は、今回の人事が「現場の知見」と「経営のスピード感」を融合させる素晴らしい布陣だと確信しています。特にトップ自らが戦略の最前線に立つ姿勢は、不確実な時代において社員を鼓舞し、競合他社に対する強力なアドバンテージとなるはずです。
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