5G×クラウドの新時代へ!AWSが放つ「Wavelength」が自動運転やゲームの常識を覆す理由

2019年12月03日、ネバダ州ラスベガスの熱気あふれる会場で、世界のテクノロジーの歴史に刻まれる重要な発表が行われました。米アマゾン・ドット・コム傘下のAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)が、次世代通信規格「5G」を最大限に活用するための画期的な新サービス「AWS Wavelength(ウェーブレングス)」を公開したのです。アンディ・ジャシーCEOが壇上で明かしたこの構想は、通信の遅延という長年の課題を打ち破る、まさに「魔法の杖」といえる存在になるでしょう。

今回の発表で特に注目を集めているのが、世界各国の通信キャリアとの強力なパートナーシップです。アメリカのベライゾンをはじめ、イギリスのボーダフォン、韓国のSKテレコム、そして日本のKDDIという名だたる企業が名を連ねました。SNS上では「ついに5Gの本命が来た」「日本のKDDIとの提携は胸熱」といった期待の声が溢れており、多くのエンジニアやビジネスリーダーたちが、この連携がもたらす未来の利便性に大きな期待を寄せています。

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エッジコンピューティングが実現する「超低遅延」の衝撃

「Wavelength」が画期的なのは、エッジコンピューティングという技術を導入した点にあります。通常、クラウドサービスは遠方のデータセンターと通信するため、わずかな時間差(レイテンシ)が生じてしまいます。しかし、このサービスでは5Gネットワークのすぐそばに計算資源を配置することで、情報の往復時間を極限まで短縮するのです。これにより、ミリ秒単位の精度が求められる自動運転の制御や、一瞬の判断が勝敗を分けるクラウドゲームの操作が、驚くほどスムーズに実現されるはずです。

ジャシーCEOは、現在のIT投資の約97%が依然として自社運用(オンプレミス)であることを指摘しました。つまり、世の中のシステムの大部分はまだクラウド化されていないという事実があります。私は、この「3%しか移行していない」という数字こそが、クラウド市場の計り知れない伸びしろを示していると感じてやみません。これまで通信環境の制約でクラウド化を断念していた企業にとって、5GとAWSの融合は、DX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させる決定打となるでしょう。

2019年12月04日の報道によれば、金融機関や官公庁といった高い信頼性を求める組織でもクラウド導入は進んでいますが、今回の5G提携はさらにその領域を広げるものです。AWSは、顧客企業のより近くに小規模な拠点(AWS Local Zones)を設置する戦略も併用しており、物理的な距離の壁を物理的に超えようとしています。インフラの巨人が本気で通信の「遅延」を解消しにかかる今、私たちの生活は想像を超えるスピードでスマートに変化していくに違いありません。

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