2019年12月14日、韓国・釜山で開催された東アジアE-1選手権にて、サッカー日本代表「森保ジャパン」が香港代表を5対0で圧倒しました。この試合で主役の座を射止めたのは、代表デビュー戦となった22歳のFW小川航基選手です。格下相手とはいえ、確実に結果が求められるプレッシャーの中で、彼は圧巻のハットトリックを達成しました。一つの試合で一人の選手が3得点を挙げるこの快挙は、東京五輪を翌年に控えたチームにおいて、自身の存在感を強烈に印象付けるものとなったでしょう。
SNS上では「小川の決定力が本物だ」「五輪のエース争いが面白くなってきた」といった熱いコメントが溢れ、ファンの期待感も最高潮に達しています。小川選手自身も、今回の合宿を生き残りをかけた戦いだと強く自覚しており、どん欲にゴールを狙う姿勢が随所に見られました。ストライカーに不可欠な「エゴイスティックなまでの得点への執着心」が、ピッチ上で見事に結実した形です。前半には右足で正確にコースを突き、その後はこぼれ球に素早く反応、仕上げは後半の豪快なヘディングシュートと、多彩な得点パターンを披露しました。
ライバル心が加速させる若き才能たちの競演
今大会の森保ジャパンは、まさに若手の登竜門となっています。この試合では20歳のFW田川亨介選手もゴールを決めており、同世代の活躍が小川選手の闘争心に火をつけたのは間違いありません。彼は試合後のインタビューで、仲間でありながらもライバルである選手たちが結果を出すことへの「悔しさ」を口にしています。前戦で先発した上田綺世選手を含め、一つのポジションを奪い合う緊張感が、チーム全体のレベルを押し上げているのです。切磋琢磨する環境こそが、選手を急成長させる一番の薬と言えるでしょう。
私個人の見解としては、小川選手の「自分が決める」という強い責任感こそ、今の日本代表に最も必要なスパイスだと感じます。特に、2020年に開催される東京五輪という大舞台では、一瞬の隙を突く個の力が勝敗を分けます。技術や戦術はもちろん大切ですが、最後は泥臭くてもボールを押し込む執念が重要です。ライバルとの激しいサバイバルを通じて、彼らがどのような進化を遂げるのか、サッカーファンとして期待せずにはいられません。小川選手のハットトリックは、その物語の輝かしい序章に過ぎないのです。
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