2019年07月19日、日本の電子部品・電気機器メーカーとして世界を牽引する京セラが、神奈川県横浜市のみなとみらい地区において、新たなソフトウェア研究開発拠点「みなとみらいリサーチセンター」を誕生させました。同日に執り行われた開所式は、同社の未来を占う重要な一歩として、多くの関係者の注目を集めています。これまで東京都内や横浜市内の3カ所に分かれていたシステムおよびソフトウェアの開発機能が、この新拠点へと一堂に集結することになりました。
今回の拠点開設により、京セラは最先端のデジタル技術開発に拍車をかける構えです。具体的には、コンピューターが自ら学習して判断を下す「AI(人工知能)」や、テレビや冷蔵庫といった身の回りのあらゆるモノをインターネット経由で連携させる「IoT(モノのインターネット)」に関連する技術開発に注力します。IoTとは「Internet of Things」の略称で、センサーなどを活用して情報を収集し、より便利な生活や効率的な産業を実現する革新的な仕組みを指しています。
SNS上では、このニュースに対して「みなとみらいがさらにシリコンバレーのようになってきた」「京セラの技術者が1000人も集まるのは街の活性化につながる」といったポジティブな反応が相次いでいます。特に、IT企業が集積する横浜エリアに、伝統あるハードウェアメーカーがソフトウェアの本拠地を構えたことへの驚きと期待が入り混じっているようです。優秀なエンジニアを確保するためには、こうした魅力的な立地が不可欠であるというユーザーの声も目立ちました。
このプロジェクトの規模感は凄まじく、最終的には約1000名もの精鋭技術者がこの拠点に集結する計画となっています。物理的な距離を縮めて開発環境を一本化することで、部門を越えた知恵の融合や、迅速な意思決定が期待できるでしょう。多様な専門性を持つプロフェッショナルたちが同じ屋根の下で議論を交わすことで、これまでの京セラにはなかった全く新しい価値観や製品が生まれる可能性を、誰もが強く確信しているに違いありません。
私自身の編集者としての見解ですが、ハードウェアの王者である京セラが、これほど大胆にソフトウェア開発へリソースを傾ける姿勢には、製造業の大きな転換期を感じざるを得ません。もはやモノを作るだけでは差別化が難しい現代において、AIやIoTといった「知能」をいかに組み込めるかが企業の命運を握っています。横浜という活気ある地を拠点に選んだことは、ブランドイメージの向上とともに、柔軟な発想を促す最高の投資になると確信しています。
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