九州の空の玄関口が、また一つ新しい世界へと繋がろうとしています。ラオスの国営企業であるラオス航空のブンマ・チャンタヴォングサ社長が、2019年07月25日に熊本県庁にて記者会見を行い、熊本空港とラオスを結ぶ定期直行便の開設を目指すことを力強く発表しました。これまで乗り継ぎが必要だった東南アジアの秘境へ、熊本からダイレクトに羽ばたける日が目前に迫っています。
今回の計画によりますと、ラオスの首都であるビエンチャン、そして街全体がユネスコの世界遺産に登録されている古都ルアンパバーンの2都市と、熊本を繋ぐルートが検討されています。運航頻度はそれぞれ週2便ずつを想定しており、具体的な就航時期については2019年11月末を目処に調整が進められるとのことです。実現すれば、九州の旅行ファンにとって非常に刺激的なニュースとなるでしょう。
SNS上ではこの発表を受け、「熊本からラオスに行けるなんて驚き」「ルアンパバーンの托鉢(たくはつ)を一度見てみたかった」といった驚きと期待の声が広がっています。托鉢とは、修行僧が信者から食べ物などの施しを受けて歩く伝統的な儀式のことですが、こうした異国情緒あふれる光景を気軽に体験できるチャンスが巡ってきたことに、多くのユーザーが胸を躍らせているようです。
編集者の視点から見ても、今回の熊本就航は非常に戦略的で魅力的な選択だと感じます。有名な観光地がひしめくタイやベトナムに比べ、ラオスは「アジアのラストリゾート」とも呼ばれ、手つかずの自然や穏やかな時間が流れる場所です。熊本空港を拠点とすることで、大都市の喧騒を避けてゆったりと旅を楽しみたい層の需要を、見事に捉えることができるのではないでしょうか。
2019年11月末のフライト開始に向けて、今後は機材の準備や詳細なダイヤの決定といった、具体的な手続きが本格化していく見通しです。熊本とラオスという、共に豊かな自然と独自の文化を持つ地域が直行便で結ばれることにより、観光だけでなく経済的な交流が深まることも期待されます。この秋、私たちの旅の選択肢に「熊本発ラオス行き」という新しい1ページが加わりそうです。
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