2019年6月5日、千葉県議会の6月定例会が開会されました。この定例会では、深刻な社会問題となっている児童虐待への対策を強化するため、児童相談所(児相)の機能強化を含む緊急対策を盛り込んだ2019年度6月補正予算案など、合計13議案が審議される予定です。今回の開会は、特に野田市で発生した女児虐待死事件という痛ましい事件の直後ということもあり、県民の大きな注目を集めています
森田健作知事は本会議の場で、亡くなった女児の事件に言及し、「このような事件を二度と起こしてはならないという強い決意を持ち、対策を着実に実行する」と、力強い決意を表明されました。このメッセージは、県民だけでなく、全国の多くの人々に重く受け止められています。知事の言葉からは、行政として再発防止に全力を尽くすという強い責任感が感じられますでしょう
今回の補正予算案の柱となるのは、児童相談所の体制を抜本的に見直す機能強化です。児童相談所とは、18歳未満の子どもに関する相談を受け付け、必要な支援を行う行政機関のことです。虐待が疑われる家庭への立ち入り調査や、子どもを一時的に保護する一時保護など、子どもの命を守る最前線の役割を担っています。しかし、近年、相談件数の増加に対し、人員や専門性の不足が指摘されていました
この児相の体制強化は、まさに待ったなしの状況です。SNS上でも、「もっと早くやるべきだった」「現場の負担軽減が最優先」といった、児童虐待防止対策の遅れを指摘しつつも、今回の緊急対策への期待や、現場へのエールが数多く寄せられています。世論は、この予算案が単なる対症療法ではなく、実効性のある、抜本的な改革につながることを強く望んでいるでしょう
私見を述べさせていただきますと、今回の千葉県の取り組みは、全国の自治体にとってのモデルケースとなる可能性を秘めています。虐待を防ぐには、児相だけでなく、学校、警察、医療機関、そして地域住民が連携する地域ぐるみの体制構築が不可欠です。この悲劇を教訓とし、子どもたちの安全と健やかな成長を守る社会を、私たち全員で作り上げていく必要があるのではないでしょうか
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