トラスコ中山が2019年9月1日付の大規模な組織改編を発表!物流と営業の融合で加速する次世代MRO戦略の全貌とは?

モノづくりの現場を支えるプロツールカンパニー、トラスコ中山株式会社が2019年8月5日に最新の人事異動を発表しました。今回の発表は2019年9月1日付で実施されるもので、企業の根幹を支える経営企画から現場に近い物流部門まで、非常に多岐にわたる顔ぶれが揃っています。特に注目すべきは、主要都市における営業部門と物流部門の責任者を兼任させる体制へとシフトしている点でしょう。これは、同社が掲げる「必要なものを、必要な時に、必要なだけ届ける」という理想をさらに高い次元で実現しようとする強い意志の表れと言えます。

今回の人事で大きな役割を担うのが、通販東京第一支店長から経営企画兼経理へと抜擢された中山達也氏です。企業の舵取り役となる経営企画と、数字を司る経理を統合して統括するポジションへの就任は、今後の成長戦略における意思決定のスピードを一段と速める狙いがあるはずです。また、執行役員の今川裕章氏は経営企画兼経理から、首都圏のファクトリー営業部と物流部を兼任するポストへと異動します。経営の視点を持ったリーダーが現場の最前線に立つことで、首都圏における供給体制は劇的な変化を遂げるのではないでしょうか。

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物流と営業の「一気通貫」がもたらす現場革新

トラスコ中山が今回、東部、首都圏、中部、近畿、西部の各エリアで「ファクトリー営業部」と「物流部」の部長職を統合したことには、業界全体が驚きを持って注目しています。ここで「MRO」という言葉について解説しましょう。これはMaintenance(保守)、Repair(修理)、Operations(運営)の頭文字を取ったもので、工場などで日々使われる消耗品や工具などの総称を指します。トラスコ中山はこのMROサプライにおいて圧倒的な在庫量を誇りますが、営業と物流が一体化することで、顧客の要望をよりダイレクトに配送システムへ反映させることが可能になります。

SNS上でもこのニュースは即座に拡散され、「トラスコの物流がさらに強化されるのか」「営業と物流が同じ責任者なら、トラブル対応も爆速になりそう」といった期待の声が数多く寄せられています。また「現場を知る人間が物流を動かすのは合理的だ」という、同社の戦略を支持する意見も目立ちました。安達幹雄氏が総務へ、雲戸清則氏が東部エリアの統括へ、そして前田俊彦氏が中部エリアを牽引するなど、適材適所の配置が行われており、組織全体の活性化が期待できそうな雰囲気です。

デジタル領域の強化も抜かりがありません。eビジネス営業部には土屋剛氏が着任し、さらなるオンライン取引の拡大を目指す構えを見せています。現代のB2Bビジネスにおいて、ウェブを通じた利便性の向上は避けては通れない課題です。同社が強みとする巨大な物流網と、使い勝手の良いデジタルプラットフォームが融合すれば、競合他社にとってこれほど脅威な存在はないでしょう。海外事業とマーケティングを兼務することになった山本雅史氏の動向からも、グローバル展開への意欲がひしひしと伝わってきます。

編集者が見る「トラスコ中山」の攻めの姿勢

私自身の見解としては、今回の組織改編は単なる役職の付け替えではなく、トラスコ中山が「物流を付加価値に変える」という決意を内外に示したものだと確信しています。通常、営業と物流は別組織として独立していることが多いものですが、あえてその垣根を取り払う決断は非常に勇気がいるものです。しかし、顧客にとっては「いつ届くか」こそが最大の関心事であり、そこに全力を注ぐ姿勢は正しい経営判断と言えるでしょう。大阪や九州の物流センター長に若手や実力者を配した点も、現場の士気を高めるに違いありません。

プラネット大阪センター長に福井沢磨氏、プラネット九州センター長に則松史将氏が就任するなど、地域拠点の要となるポジションも刷新されました。2019年9月1日からの新体制では、これまで以上に地域に根ざした、それでいてスピーディーなサービス展開が期待できるはずです。業界の常識を次々と塗り替えていくトラスコ中山が、この新しい陣容でどのような「便利」を世の中に提供してくれるのか。私たちは、日本のモノづくりを裏側から支える、オレンジ色の旋風から目が離せそうにありません。

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