北海道内で「コーチャンフォー」という巨大な複合書店を展開し、多くのファンを抱える株式会社リラィアブルが、このたび新たな事業領域としてフィットネス業界への進出を決定しました。同社は2019年10月25日より、根室市にある既存の店舗スペースを活用して、会員制のフィットネスジムを併設し、営業を開始する予定です。本業である書籍や文具、カフェの運営で培った集客力を活かし、地域住民の健康を支える新たな拠点作りを目指しているのでしょう。
今回、リラィアブルがパートナーとして選んだのは、帯広市に本拠を置き燃料販売などを手掛けるオカモトホールディングスです。同社の子会社が全国的に展開している「FIT365」のフランチャイズチェーン(FC)に加盟する形での参入となります。FC契約とは、本部の持つ看板や経営ノウハウを借りて事業を行う仕組みのことで、これにより実績のあるサービスをスピーディーに展開できるメリットがあるのです。異業種からの参入ですが、信頼あるブランド同士のタッグに期待が高まります。
最大の特徴は、なんといっても月額2,980円(消費税別)という、驚くほどリーズナブルな価格設定で施設が使い放題になる点にあります。SNS上でも「この安さなら、ジム通いを諦めていた人でも始めやすい」「コーチャンフォーの中にできるなら、買い物ついでに寄れて便利そう」といったポジティブな反応が相次いでいます。家計に優しい料金体系は、健康志向が高まっている現代において、老若男女を問わず幅広い層に受け入れられる強力な武器となるはずです。
私自身の見解としましては、この試みは単なる多角化を超えた、地域コミュニティの再生につながる素晴らしい一手だと感じています。ネット通販の普及により、実店舗の書店は厳しい状況にありますが、そこに「体験」を提供するジムを組み合わせることで、店に足を運ぶ必然性が生まれます。心を満たす読書と体を鍛える運動が同じ場所で完結するスタイルは、これからの地方都市における商業施設のあり方に一石を投じる革新的なモデルケースになるのではないでしょうか。
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