2019年6月上旬、自動車販売会社の業界団体がまとめた国内の2019年5月における車名別の新車販売台数(軽自動車を含む)で、ホンダの軽自動車「N-BOX」が首位に輝きました。このN-BOXの勢いは凄まじく、2017年9月から数えて21か月連続という圧倒的な期間、トップの座を維持し続けているのです。
この驚異的な記録は、軽自動車セグメントだけでなく、国内の全乗用車の中で最も売れていることを意味しており、その人気はまさに独走状態といえるでしょう。2019年5月の販売台数は2万2231台で、これは前年同月比で18.1%もの増加を記録しています。しかも、2位の車種には約9000台もの大差をつけており、その勢いは誰にも止められないように見えます。
N-BOXは、一度は2018年9月以降、前年同月比で販売台数がマイナス基調となっていましたが、この5月には再び販売を大きく伸ばし、その人気を改めて証明しました。SNSでも「N-BOXの広さや使い勝手は本当に魅力的だ」「燃費が良い上に室内が広いのは最強」といった声が多く見られ、その使い勝手の良さとデザイン性が広く支持されていることが伺えます。
軽自動車とは、日本の法律に基づいた排気量が660cc以下の小型自動車を指し、税制や高速道路料金で優遇されるのが特徴です。一方、軽自動車を除いた登録車(排気量が660ccを超える乗用車など)では、トヨタ自動車の「プリウス」が2か月連続で首位を獲得しました。プリウスはハイブリッド車(HV)の代名詞的な存在であり、その環境性能と先進性が依然として高い評価を受けています。
今回の販売データは、日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)という、自動車販売業界を代表する団体が発表したものであり、その信頼性は非常に高いといえるでしょう。私見ですが、N-BOXの圧倒的な人気は、日本の消費者が「日常の使いやすさ」「コストパフォーマンス」、そして「安全・安心」といった点を非常に重視していることの表れだと考えられます。特に子育て世代や高齢者にとって、N-BOXの広い室内空間や高い運転視点、充実した安全装備は、他の追随を許さない大きな魅力となっているのでしょう。
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