大阪のビジネスシーンがいよいよ熱を帯びてきました。大阪商工会議所は、医療分野で革新的なサービスを目指すスタートアップ企業の国内外での飛躍を支えるため、2019年10月から新たな支援プロジェクトを始動させます。世界的な製品開発のコンサルティングを担う英国の「ケンブリッジコンサルタンツ」と強力なタッグを組むという、非常に野心的な試みです。
今回の目玉となるのは、2019年10月に開催される投資家とのマッチングイベント「メドテックコネクト大阪2019」でしょう。ここで注目すべき「メドテック(MedTech)」とは、医療(Medical)と技術(Technology)を掛け合わせた造語で、AIやIoTを駆使して診断や治療の質を高める最先端分野を指します。世界各国の投資家を惹きつける絶好の舞台となるに違いありません。
SNS上では、「大阪から医療のユニコーン企業が生まれるかもしれない」といった期待の声や、「地元の中小企業にもチャンスが広がるのは嬉しい」といったポジティブな反応が相次いでいます。万博開催を控えるこのタイミングで、民間の活力を最大限に引き出そうとする大阪商工会議所の姿勢は、まさに時代の潮流を捉えていると評価できるはずです。
万博を起点に広がるヘルスケアと未来社会のビジョン
この取り組みの先には、2025年4月13日から開催が予定されている「大阪・関西万博」がしっかりと見据えられています。万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」は、医療や介護、ヘルスケア分野との親和性が極めて高いのが特徴です。大阪商工会議所は、若者や中小企業の柔軟な発想を活かし、規制緩和という追い風を受けながら未来の社会像を提示しようとしています。
私は、今回の連携が単なるマッチングにとどまらず、閉塞感のある医療現場に風穴を開けるきっかけになると確信しています。既存の枠組みに縛られない新興企業が、英国の知見を得ることで国際基準のサービスを展開できるようになれば、大阪は「医療のハブ」として世界にその名を轟かせるでしょう。現場の技術とグローバルな投資が結びつく瞬間から目が離せません。
今後は、医療のみならず高齢化社会を支える「介護」の領域にも支援の輪が広がっていく見込みです。2019年9月3日現在の動きを見る限り、大阪は万博を単なるイベントとして終わらせるのではなく、産業構造を根底から変えるためのエンジンとして活用しようとしています。地域一丸となって挑戦し続けるこの勢いが、日本全体の経済を再点火させる起爆剤となることを切に願っています。
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