岡山の大地を彩る路面電車に、心躍る秋の足音が聞こえてきました。岡山電気軌道は2019年09月18日、大人気のアニメキャラクターをモチーフにした「おかでんチャギントン電車」の車内を、期間限定のハロウィン装飾にアップデートして運行を開始しました。この特別仕様は、鉄道ファンにはお馴染みの水戸岡鋭治氏が全面監修を手掛けており、細部にまでこだわりが詰まっています。
車内に足を踏み入れると、そこにはまるでおとぎ話のような世界が広がっています。お化けカボチャの形をした可愛らしい提灯や、天井を舞うコウモリのデコレーションが乗客を出迎えてくれるでしょう。さらに、水戸岡氏が描き下ろしたオリジナルのイラストパネルも各所に展示されており、普段の運行とは一味違う、幻想的でポップな空間演出が施されているのが大きな特徴といえます。
今回のイベントでは、乗車した方への嬉しい特典も用意されています。期間中にこの電車へ揺られるゲストには、チャギントン電車をデザインした特製のフェイスシールがプレゼントされることになりました。顔に貼るだけで簡単に変身できるこのアイテムは、子供たちの笑顔を引き出す最高の贈り物となるに違いありません。ハロウィン当日の2019年10月31日まで、一足早いお祭り気分を存分に堪能できるはずです。
運行初日の2019年09月18日には、市内の保育園から約30名の園児と保育士さんたちが、思い思いの仮装に身を包んで試乗会に参加しました。子供たちの賑やかな声が響き渡る中、車内ではゲームなどのアトラクションが開催され、まるで動く遊園地のような盛り上がりを見せていました。路面電車という身近な乗り物が、こうして地域全体の笑顔を繋ぐ架け橋になっている光景は、非常に心温まるものです。
SNS上では、早くも「水戸岡デザインのハロウィン仕様が美しすぎる」「子供を連れて絶対に行きたい」といった期待の声が続出しています。路面電車の内装をこれほど大胆に変える試みは、地域の活性化において素晴らしい手法だと私は感じます。ただの移動手段を「目的地」へと変える力こそが、今の鉄道に求められるエンターテインメント性なのでしょう。この秋、岡山の街を駆ける魔法の電車に、ぜひ乗車してみてはいかがでしょうか。
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