2020年の東京五輪を目前に控え、スポーツクライミングへの注目がかつてないほど高まっています。そんな中、ジム運営を手掛けるBOULCOM(ボルコム)が、2019年10月19日に東京の大手町エリアで本格的なボルダリング大会「BOULコン」を開催することを決定しました。千代田区が後援するこのイベントは、同区内で開催される初の本格的な競技大会として、クライマーたちの間で大きな話題を呼んでいます。
オフィス街のど真ん中、大手町駅から徒歩わずか5分という好立地で、仕事帰りのビジネスパーソンや近隣住民が気軽に競技に触れられる機会となりそうです。SNS上では「仕事場の近くで五輪競技が体感できるのは嬉しい」「観戦無料なら覗いてみたい」といった期待の声が寄せられています。都心の利便性を活かした試みは、これまでボルダリングに馴染みがなかった層を取り込む絶好のチャンスになるに違いありません。
五輪準拠の本格ルール「オンサイトベルトコンベヤー方式」に注目
今回の大会で特筆すべき点は、参加選手を6つのクラスに分け、それぞれの決勝戦で「オンサイトベルトコンベヤー方式」という五輪競技と同様のルールを採用することです。これは選手が事前に登るルート(課題)を確認できず、順番が来たら初見で攻略に挑むという非常にスリリングな形式を指します。精神力と即興の判断力が試されるこのルールこそ、クライミングの真骨頂と言えるでしょう。
出場料は4950円に設定されており、約160名の選手がその腕を競い合う予定です。個人的には、プロ級の技術を持つ選手だけでなく、幅広いレベルのクラス分けがある点に優しさを感じます。初心者から上級者までが、同じ熱量で高みを目指す姿は、観る者に勇気を与えてくれるはずです。当日は無料で観戦が可能とのことですので、応援の熱気が会場を包み込み、千代田区全体にスポーツの秋が訪れることでしょう。
千代田区の機運醸成事業として補助金を受け、区報でも広く告知される今回の大会は、自治体と民間企業が手を取り合った理想的なスポーツ振興の形と言えます。2019年9月20日に発表されたこのニュースは、単なる大会開催の告知に留まらず、日本におけるクライミング文化の定着に向けた大きな一歩を象徴しているのではないでしょうか。ぜひ会場に足を運び、壁に挑む選手たちの躍動感を肌で感じてみてください。
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