2019年10月開始!幼児教育・保育の無償化で変わる子育て戦略と「習い事」の新潮流

2019年10月1日から、いよいよ「幼児教育・保育の無償化」がスタートします。この制度は、消費税率の引き上げによる税収を財源に、子育て世帯の経済的負担を軽減し、少子化対策を推進することを目的としています。3歳から5歳児までの全世帯、および0歳から2歳児までの住民税非課税世帯を対象に、保育料が原則無料、あるいは上限付きで補助される画期的な取り組みです。

SNS上では「家計が助かる」と歓迎する声が上がる一方で、「浮いたお金をどう活用すべきか」という新たな教育戦略への関心も高まっています。今回の制度の特徴は、認可保育所だけでなく、認可外施設やベビーシッターも補助の対象に含まれている点です。これにより、これまでは高額で手が届きにくいと感じていた質の高い教育サービスが、より身近な選択肢として浮上しているのです。

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英語教育やベビーシッターに追い風!広がる選択肢

特に注目を集めているのが、独自のカリキュラムを持つ「認可外保育施設」です。認可外施設とは、国の設置基準をすべて満たしているわけではないものの、独自の教育方針や柔軟なサービスを提供する施設を指します。2019年9月下旬、千葉県流山市の「キッズデュオインターナショナル」で開催された説明会には、英語教育への関心が高い多くの保護者が詰めかけ、その熱気は昨年の1.5倍に達しているといいます。

月謝が10万円前後という高価格帯の施設であっても、自治体から「保育の必要性」を認定されれば、3歳から5歳児で月額3万7000円の補助が受けられます。これにより、認可施設との実質的な支払額の差が縮まり、「それなら質の高い英語教育を受けさせたい」と考える家庭が増えているのでしょう。また、ベビーシッター派遣のマッチングサービスを展開する「キッズライン」でも、制度開始を前に問い合わせが急増しています。

「浮いたお金」を未来への投資へ!学研などの教育大手も注目

教育業界もこの商機を逃しません。学研ホールディングスなどは、無償化によって家計に余裕ができた保護者が、その資金を塾や習い事に振り向けると予測しています。同社は2019年4月から0歳から2歳児向けのコースを本格化させるなど、低年齢層からの顧客獲得に乗り出しています。単なる「預け先」の確保から、一歩進んだ「早期教育」への投資へと、親たちの意識がシフトしている様子が伺えます。

編集者の視点から見れば、この無償化は単なるバラマキではなく、日本の幼児教育に「競争」と「多様性」をもたらす起爆剤になるはずです。保護者が自由に施設を選べるようになることで、各施設はより魅力的なプログラムを提供せざるを得なくなります。一方で、制度開始に乗じた「便乗値上げ」を行う施設への懸念も拭えません。政府は実態把握を急いでいますが、私たち保護者も賢い消費者として、サービスの質を冷静に見極める目を持つことが求められています。

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