2019年10月01日からスタートする「幼児教育・保育の無償化」を目前に控え、子育て世帯に嬉しいニュースが飛び込んできました。これまで一部の派遣型サービスに限られていた内閣府のベビーシッター利用料金補助が、スマホ一つで手軽に予約できる「マッチング型」サービスにも拡大されることが決定したのです。働くパパやママにとって、家計の負担を抑えながらプロの力を借りる絶好のチャンスが巡ってきました。
今回の制度変更により、1回の利用につき2,200円、月最大24回まで、合計で5万円を超える手厚い補助を受けられるようになります。内閣府が実施するこの「企業主導型ベビーシッター利用者支援事業」は、勤務先の企業が承認を受けていれば利用可能な仕組みです。これまでは自社でシッターを雇用して派遣する形態が主流でしたが、今後は個人と利用者を繋ぐ利便性の高いプラットフォームもその輪に加わることになります。
マッチング型と派遣型の違いとは?利便性とコストの魅力を徹底解剖
「マッチング型」とは、スマートフォンのアプリなどを通じて、保護者が自分にぴったりのシッターを直接選んで契約する形式を指します。一方、従来の「派遣型」は運営会社がシッターを選定して自宅へ送る仕組みです。マッチング型は中間コストを抑えられるため、派遣型の相場が1時間2,500円程度であるのに対し、1,000円から2,000円前後という圧倒的なリーズナブルさを実現しているのが大きな特徴といえるでしょう。
SNS上では、「これまで高嶺の花だったシッターさんが、補助のおかげで現実的な選択肢になった!」「急な残業のときにスマホでパッと頼めるのが助かる」といった期待の声が溢れています。2019年09月27日現在、業界大手の「キッズライン」や、保育士資格保有者100%を掲げる「キズナシッター」などが、10月の開始に向けて補助対象となるための手続きを急ピッチで進めており、利用者獲得に向けた熱いアピール合戦が展開されています。
地域独自の支援も充実!東京都の「1時間250円」制度にも注目
公的な支援は国だけにとどまりません。待機児童問題が深刻な東京都では、2018年度から独自の「ベビーシッター利用支援事業」を展開しています。これは、待機児童となった0歳から2歳児の保護者が、東京都の認めた事業者を1時間わずか250円という破格の料金で利用できる画期的な施策です。現在は新宿区や三鷹市など、計14の市区町村が対象となっており、ここでもマッチング型の事業者が存在感を示しています。
私個人の視点としては、こうした経済的支援の広がりを心から歓迎します。一方で、安さや手軽さだけが先行し、大切な子どもの命を預かる「安全性の担保」が置き去りになってはいけません。補助の対象が広がるということは、それだけ公的なチェックの目も厳しくなることを意味します。運営各社には、シッターの教育やバックアップ体制の強化にこれまで以上に力を尽くし、親が安心して預けられる環境を築いてほしいと願っています。
急速に広がるベビーシッター市場ですが、質の高い人材の確保が今後の大きな鍵を握るでしょう。各社は保育士の副業促進や、経験豊かなシニア層の登用など、多様な担い手の育成に乗り出しています。制度を賢く利用しつつ、自分たちの家庭に合った信頼できるパートナーを見つけることが、これからの「令和流」のスマートな子育てスタイルになっていくのではないでしょうか。
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