2019年10月01日、日本の豊かな森林資源を守り育てる司令塔である林野庁において、重要な幹部人事の発令が行われました。今回の人事異動では、地域ごとの森林管理を担う「森林管理局」のトップである局長級が大幅に入れ替わっており、組織の新しいフェーズへの移行を感じさせます。
まず、中部森林管理局長には吉村洋氏が就任し、近畿中国森林管理局長には長田朋二氏が、そして四国森林管理局長には石垣英司氏がそれぞれ任命されました。森林管理局とは、国有林の管理経営や民有林への指導、治山事業などを行う林野庁の地方支分部局であり、地域の環境保全と林業振興を支える極めて重要な役割を担っています。
北海道エリアにおいても動きがあり、北海道森林管理局次長には中西誠氏が着任しました。また、本庁の司令塔とも言える経営企画課長には関口高士氏が、実務の舵取り役となる業務課長には宇野聡夫氏が抜擢されています。これらの人事は、現場の知見と本庁での戦略策定を融合させ、日本の林業の成長産業化を加速させる狙いがあるのでしょう。
SNS上では「新しい局長陣には、気候変動対策としての森林整備に期待したい」「現場主義の改革を進めてほしい」といった声が上がっており、一般市民からの関心の高さもうかがえます。近年、甚大化する山地災害への対応や、木材利用の促進が急務となっている中で、今回選ばれたリーダーたちがどのような手腕を発揮するのか、大きな注目が集まることは間違いありません。
編集者の視点から申し上げますと、森林は脱炭素社会の実現に向けて欠かせない「宝の山」です。今回、2019年10月01日付で新体制となった林野庁には、伝統的な森林管理を継続するだけでなく、テクノロジーを活用したスマート林業の推進など、次世代を見据えた大胆な施策を期待したいところですね。
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