2019年10月11日、地域経済の活性化を支える信金中央金庫が、人材サービス大手であるパーソルホールディングスとの業務提携を発表しました。この試みは、全国の信用金庫を窓口として、採用難に悩む取引先の中堅・中小企業へ最適な人材紹介サービスを繋ぐ画期的な仕組みです。
現在、地方や中小規模の企業において人手不足は非常に深刻な経営課題となっており、自社にマッチした人材を確保することが困難な状況が続いています。今回の提携によって、信用金庫が企業の課題を直接吸い上げ、プロの採用ノウハウをスムーズに提供できる体制が整うでしょう。
具体的には、30万人以上の求職者データベースを誇る「ミイダス」などの求人サービスが提供される予定です。ミイダスとは、自分の市場価値を分析し、企業から直接オファーが届く「アセスメント(評価)型」の採用ツールであり、攻めの採用を可能にする現代的なシステムと言えます。
SNSでも話題!コストを抑えた賢い採用が地方を変える
この提携の大きなメリットは、信用金庫が仲介役を担うことで、通常よりも安価な料金でサービスを利用できる点にあります。SNS上では「コスト面で二の足を踏んでいた地元の企業にとって、信金の紹介なら安心感がある」といった期待の声が早くも広がっているようです。
2020年度中には、実に1万社での活用を目指しており、その規模の大きさからも信金中金の並々ならぬ意気込みが伝わってきます。私個人の見解としても、地域の事情に精通した信金が「ヒト」という経営資源の調達に踏み込むことは、金融支援以上の価値を生むと感じております。
単にお金を貸すだけでなく、企業の成長に必要な人材を共に探すという姿勢は、今後のリレーションシップバンキングの理想形ではないでしょうか。この取り組みが全国に浸透すれば、都市部から地方への人材流動が加速し、地域経済に新たな風が吹き抜けるに違いありません。
コメント