世界を舞台に快進撃を続けるダイキン工業が、またしても驚異的な記録を打ち立てました。2019年4月1日から2019年9月30日までの連結決算において、本業の儲けを示す営業利益が前年同期比で約5%増加し、1680億円前後になったことが明らかとなりました。これは従来予想されていた1640億円を大きく上回る数字であり、この期間としてはなんと7年連続で過去最高益を更新する快挙となります。
SNS上では「これほど景気の不透明感が強い中で、最高益を出し続けるのは本物のブランド力だ」といった驚きの声や、「海外での強さが際立っている」という賞賛のコメントが相次いでいます。営業利益とは、売上高から売上原価や販売管理費を差し引いた、企業の本業による純粋な収益力のことですが、その地力が改めて証明された形です。グローバルな競争が激化する中で、日本企業がこれほどまでの安定感を見せるのは心強い限りでしょう。
中国・インド市場の攻略が鍵!高付加価値戦略の勝利
好業績を強力に牽引したのは、巨大市場である中国とインドでの躍進です。特に収益の柱となっている中国市場では、沿岸部だけでなく内陸部まで着実に販売網を広げたことが功を奏しました。同社は単に安売りをするのではなく、高機能で利益率の高い「高級機種」の販売に注力しています。生活の質を重視する現地の富裕層や中間層のニーズを的確に捉えたことが、今回の利益押し上げに直結したと言えるでしょう。
インドにおいても、経済発展に伴う冷房需要を確実に取り込んでいます。私は、ダイキン工業の強みは「ローカルへの徹底した適応」と「ブランドの高級化」を両立させている点にあると考えます。安価な製品との価格競争に巻き込まれず、あえて高付加価値な製品を投入し続ける攻めの姿勢こそが、最高益更新の原動力ではないでしょうか。この勢いが下半期にどう波及していくのか、今後も同社の戦略から目が離せません。
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