2019年10月24日、再開発が進む渋谷の街に新たな歴史の1ページが刻まれました。東急、JR東日本、東京メトロの3社が、11月1日のグランドオープンを目前に控えた大型複合ビル「渋谷スクランブルスクエア東棟」の内部を報道関係者に公開したのです。渋谷駅の真上にそびえ立つこの巨大なタワーは、地上47階、地下7階という圧倒的なスケールを誇ります。
今回の内覧会で最も注目を集めたのは、なんといっても14階、45階、46階、そして屋上に広がる展望施設「渋谷スカイ」でしょう。地上約230メートルから見下ろす景色は、まさに「天空の特等席」と呼ぶにふさわしい開放感に満ちています。SNS上では早くも「スクランブル交差点を真上から見られるなんて最高」「デートスポットの定番になりそう」といった期待の声が溢れ、トレンドを席巻しています。
この「展望台」という施設は、単に高い場所から景色を眺めるだけのものではありません。専門的な視点で見れば、都市の「バーティカル・パブリックスペース(垂直的な公共空間)」としての役割を担っています。都心の過密な空間を立体的に活用することで、人々に休息と刺激を同時に提供する、現代建築の粋を集めた場所といえるでしょう。当日券は大人2,000円に設定され、初年度で100万人の来場を目指すという高い目標が掲げられました。
日本初上陸を含む213店舗!決済もスマートに進化した商業エリア
地下2階から地上14階にかけて広がる商業エリアには、合計213ものバリエーション豊かな店舗が軒を連ねています。日本初上陸となるブランドや、話題の最先端スイーツなど、物販が6割、食料品が2.5割、飲食店が1.5割という構成で、あらゆるニーズに応えるラインナップが魅力です。ショッピングの合間に最新のグルメを堪能できるのは、都会派の大人にとって大きな喜びになるに違いありません。
また、今回の開業で見逃せないのが、利便性を追求したデジタル戦略です。専用のスマートフォンアプリを介した「QRコード決済」が導入されており、キャッシュレス化を強力に推進しています。これは、財布を取り出す手間を省くだけでなく、スムーズな購買体験を実現する次世代のスタイルです。ITに敏感な若者が集まる渋谷という土地柄に、完璧にマッチしたサービスだと言えるでしょう。
17階から45階のオフィスフロアには、サイバーエージェントをはじめとする有力企業が名を連ね、すでに全てのフロアが満室の状態です。私は、このビルが単なる商業施設に留まらず、日本を代表するビジネスの創出拠点になると確信しています。2019年11月22日には「渋谷パルコ」の改装開業も予定されており、渋谷の街全体がかつてないほどの熱気に包まれています。
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