中国のスマートフォン市場で圧倒的な存在感を放つ小米(シャオミ)が、次世代通信の覇権を握るべく驚きの戦略を打ち出しました。雷軍(レイ・ジュン)CEOは、2020年中に「5G」通信に対応した新型スマートフォンを、少なくとも10機種以上市場に投入することを明らかにしています。この野心的な計画は、現在開催されているインターネット大会の場でも大きな注目を集めており、業界全体に激震が走っています。
ここで注目される「5G」とは、第5世代移動通信システムの略称で、現行の4Gと比較して「超高速」「低遅延」「多数同時接続」という3つの大きな特徴を持っています。具体的には、高精細な映画を数秒でダウンロードできたり、自動運転や遠隔医療といったリアルタイム性が求められる分野での活用が期待されている革新的な技術です。シャオミはこの波をいち早く捉え、ラインナップを一気に拡充することで、ユーザーの期待に応える構えを見せています。
SNS上では「ついに5Gが当たり前の時代になる」「シャオミの価格破壊で5Gスマホが普及しそう」といった期待の声が続出しています。雷軍CEOは、消費者の間での5Gに対するニーズが企業の想定を遥かに上回るスピードで高まっていると分析しており、供給体制の強化が急務であると考えているようです。最先端技術をいち早く大衆化しようとする同社の姿勢は、多くのガジェットファンから熱烈な支持を得ていると言えるでしょう。
中国政府の強力な後押しと加速するインフラ整備
シャオミの強気な戦略の背景には、中国政府による強力な5G普及支援策が存在します。国家プロジェクトとしてインフラ整備が加速しているため、デバイスメーカーとしても新機種を投入しやすい環境が整っているのです。今回のインターネット大会では、各社が趣向を凝らした5G関連の展示を行っており、スマートフォンの枠を超えた新しいデジタル社会の到来を予感させる内容となっていました。
編集者としての私見ですが、2019年10月22日現在の状況を鑑みると、シャオミのこの決断は極めて合理的かつ挑戦的であると感じます。これまで高価なイメージが強かった5G端末を、多彩なラインナップで展開することにより、一部の層だけでなく一般層へ一気に浸透させるきっかけになるはずです。通信速度の向上が私たちのライフスタイルをどう変えていくのか、来年の動向から目が離せません。
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