モスバーガー復活の狼煙!2019年度中間決算で黒字浮上、一方でマクドナルドは減益の波紋

ハンバーガー業界を牽引する二大巨頭の明暗が、鮮明に分かれる形となりました。モスフードサービスが2019年11月08日に発表した2019年04月01日から2019年09月30日までの連結決算によりますと、最終損益が4億200万円の黒字に転じたことが明らかになりました。前年の同時期は1億1000万円という厳しい赤字に苦しんでいた同社ですが、まさにV字回復を成し遂げたと言えるでしょう。

この劇的な復活を支えたのは、2018年に発生してしまった食中毒問題という逆風を乗り越え、ブランドへの信頼を着実に取り戻した企業努力に他なりません。SNS上でも「やっぱりモスは野菜が美味しいから戻ってきた」「限定メニューのクオリティが高い」といった好意的な意見が目立っています。定番商品の根強い人気に加え、攻めの姿勢で投入された新商品が、消費者の心を再び掴むことに成功したのではないでしょうか。

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マクドナルドの減益とハンバーガー市場の現在地

対照的な数字となったのが、同日に発表された日本マクドナルドホールディングスの2019年01月01日から2019年09月30日までの連結決算です。こちらの純利益は133億円と、前年同期に比べて35%もの大幅な減少を記録しました。一見すると衝撃的な数字に感じられますが、これには「直営店からフランチャイズ(FC)店舗への移管」という経営構造の変化が深く関わっていると考えられます。

フランチャイズとは、本部が加盟店に看板やノウハウを貸し出し、対価を得るビジネスモデルを指します。今回の減益は、店舗売却に伴う一時的な利益が落ち着いたことや、税負担が増加したという会計上の要因が強く、本業の販売力が衰えたわけではありません。それでも、利益率の変動は投資家やファンの間で「今後の成長戦略に注目したい」といった慎重な議論を呼び起こしており、業界全体に緊張感が走っています。

編集者の視点から言わせていただければ、食の安全という高い壁を越えたモスの底力には目を見張るものがあります。一方でマクドナルドの戦略的な減益も、次なるステージへの準備期間と捉えることができるでしょう。外食産業は常に変化の波にさらされていますが、両社が切磋琢磨することで、私たちの食卓がより豊かでワクワクするものになることを期待して止みません。

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