宮崎空港と韓国・ソウルを結ぶ空の便に、明るい兆しが見えてきました。日韓関係の冷え込みが影響し、2019年8月から9月にかけて利用者が大幅に落ち込んでいましたが、2019年10月の利用率は前月を上回る回復を見せています。
ネット上では「航空券が驚くほど安くなっている」「今こそ韓国グルメを楽しみに行きたい」といった、ポジティブな反応が相次いでいます。こうした消費者の声に呼応するように、実際の搭乗実績も着実に数字を伸ばしている状況です。
宮崎県が2019年11月08日に発表したデータによれば、2019年10月の路線利用率は52.6%を記録しました。これは同年9月と比較して14.9ポイントもの大幅な上昇であり、どん底の状態から脱しつつあることを如実に物語っているでしょう。
格安航空券と積極的なプロモーションが奏功
利用率が回復した背景には、航空券の価格下落があります。さらに宮崎県や地元の観光団体が、積極的な利用促進キャンペーンを展開したことも大きな要因です。これにより、手軽に海外旅行を楽しめる環境が整ったといえます。
現在、この路線は韓国のLCCであるイースター航空が運休しており、アシアナ航空が週3便で運航を継続しています。LCCとは「ローコストキャリア」の略称で、サービスを効率化することで低価格な運賃を実現した航空会社の総称です。
前年同月比では依然として4.5ポイントのマイナスではあるものの、8月や9月の落ち込み幅に比べれば、その差は確実に縮まっています。今の勢いが続けば、以前のような活気が宮崎空港に戻ってくる日もそう遠くはないはずです。
個人的な見解ですが、政治的な課題はあれど、民間レベルの文化交流や観光が途絶えないことは非常に重要です。この価格的なチャンスを活かして、多くの日本人が隣国の魅力に触れることは、相互理解の第一歩になるのではないでしょうか。
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