日本の空に、また新しいワクワクがやってきます。日本航空(JAL)が全額出資する新しい格安航空会社(LCC)、ジップエア・トーキョー(千葉県成田市)が、2019年07月05日に国土交通省から待望の航空運送事業許可を取得しました。これによって、同社は正式な航空会社として認められ、いよいよ大空へのカウントダウンが始まります。2020年05月には、最初の目的地としてタイのバンコクへ翼を広げる予定となっており、旅行ファンの間では早くも期待の声が広がっているようです。
SNS上では、JALブランドが手掛けるLCCということもあり、「格安でも信頼性は高そう」「中長距離のLCCは身体が楽そうで嬉しい」といったポジティブな反応が相次いでいます。LCCとは「ロー・コスト・キャリア」の略称で、運営の効率化やサービスの簡素化によって、驚くほど手頃な運賃を実現する航空会社を指します。既存のLCCは短距離路線が中心でしたが、ジップエアはアジアの主要都市を足掛かりに、さらに遠くを目指そうとしている点が、これまでの常識を打ち破る新しい試みといえるでしょう。
具体的なスケジュールを確認すると、2020年05月の成田―バンコク線の就航に続き、2020年07月01日からは韓国の成田―ソウル線にも進出する計画が立てられています。どちらの路線も1日1往復を予定しており、ビジネスから観光まで幅広いニーズに応えてくれるに違いありません。使用される機体は、燃費性能に優れ「ドリームライナー」の愛称で親しまれるボーイング787-8型機で、2機の導入が決まっています。290席というゆとりのある座席数は、長旅でも快適に過ごせる工夫が期待されますね。
現在、ジップエアの資本金は50億円ですが、運航が開始されるまでには200億円規模にまで増強される見通しです。これだけの資金を投じる背景には、JALグループが本気でLCC市場の中長距離戦略に舵を切ったという強い意志が感じられます。私個人の見解としては、従来の「安かろう悪かろう」というLCCのイメージを、日本の高い品質管理能力でどのように塗り替えていくのか、非常に注目しています。安全性を何よりも優先しつつ、旅の選択肢を広げてくれる存在になるはずです。
ジップエアはアジア圏で着実に実績を積み上げた後、2021年度には念願の北米路線の開設も視野に入れているようです。太平洋を横断するLCCという壮大なビジョンは、日本の航空業界にとって大きなターニングポイントとなるでしょう。今後は、実際に安全な運航ができるかを証明するための実証試験や、運航管理施設の厳格な検査など、デビューに向けた最終準備が本格化します。成田空港を拠点に世界へ羽ばたくジップエアが、どのような感動を私たちに届けてくれるのか、その日が待ち遠しくてなりません。

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