手軽に掘り出し物が見つかるフリマアプリでの買い物は、私たちの生活にすっかり浸透しましたね。しかし、その便利さの裏側に、健康を脅かす深刻なリスクが潜んでいることをご存知でしょうか。消費者庁は2019年11月6日、個人間で取引される食品の配送状況について、極めて重要な注意喚起を行いました。
特に問題視されているのは、本来なら低い温度で保管すべき「要冷蔵」や「要冷凍」の食品が、通常の宅配便として常温で発送されているケースです。食品が適切な温度管理を外れてしまうと、目に見えない細菌が爆発的に増殖する恐れがあります。これを口にすれば、激しい腹痛や下痢を伴う食中毒を引き起こす可能性が極めて高いでしょう。
ここで言う「食中毒」とは、有害な細菌やウイルスが付着した食べ物を摂取することで、吐き気や発熱などの健康被害が出る症状を指します。SNS上でもこの発表を受けて、「手作りお菓子や生鮮食品を買うのが怖くなった」という不安の声や、「出品者のモラルに頼りすぎるのは危険だ」といった鋭い指摘が相次いで投稿されています。
私自身の見解としても、フリマアプリ特有の「素人同士の取引」という性質が、食品衛生への認識を甘くさせていると感じてなりません。出品者が「少しの時間なら大丈夫だろう」と安易に判断した結果が、購入者の人生を左右する事故に繋がりかねないのです。品質維持の責任が曖昧になりがちなプラットフォームだからこそ、利用者の自衛意識が求められます。
また、配送業者側がクール便を指定していても、集荷までの保管状況が不適切であれば意味をなしません。2019年11月6日の発表では、受け取り側も異臭や変色がないか厳重にチェックするよう呼びかけられています。少しでも違和感を覚えたら、勇気を持って口にせず処分することも、自分や家族の身を守るためには必要不可欠な決断と言えるでしょう。
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