三菱ケミカルや住友化学も注目!日本の素材技術を変革する「ヘブライ大学」との戦略的提携の全貌

日本の製造業の根幹を支える「素材」の世界に、新しい風が吹き込もうとしています。三菱ケミカルや住友化学といった国内トップクラスの化学メーカーが出資するベンチャーキャピタル、ユニバーサル・マテリアルズ・インキュベーター(UMI)が、イスラエルの名門である国立ヘブライ大学との技術提携を2019年11月27日に発表しました。

今回の提携の目的は、ヘブライ大学が保有する最先端の素材関連技術を日本の企業へ橋渡しし、新たなビジネスの種を育てることにあります。素材産業に特化した独立系VCであるUMIが、世界屈指の知の集積地と手を組むことで、停滞気味な国内市場にイノベーションを巻き起こすことが期待されているのでしょう。

ここで注目すべき「ベンチャーキャピタル(VC)」とは、高い成長性が見込まれる未上場企業に対して、資金を供給するだけでなく経営支援も行う投資組織のことです。さらに「技術提携」とは、単なる情報の共有にとどまらず、お互いの強みを活かして新しい価値を創出する協力体制を指しており、今回は特に大学の基礎研究を実用化へ繋げる狙いがあります。

ネット上では「イスラエルの技術力はやはり侮れない」「日本の化学大手がVCを通じて動くのは面白い展開だ」といった声が上がっており、知的好奇心の強いビジネスマンの間で大きな話題となっています。独自の技術を持つ海外大学と、実装力のある日本企業が結びつくことで、これまでにない革新的な製品が誕生する可能性は極めて高いでしょう。

私自身の見解としては、素材分野は開発に膨大な時間とコストがかかるため、このように外部の優れた知見を積極的に取り入れる「オープンイノベーション」の姿勢は不可欠だと考えます。自前主義に固執せず、世界中から優れた技術をスカウトしてくるUMIの動きは、今後の日本企業が生き残るための重要なベンチマークになるはずです。

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