沖縄県民に愛され続けるオリオンビールが、新たな挑戦を本格化させています。2019年11月29日、同社の早瀬京鋳社長兼最高経営責任者は那覇市内で記者会見を開き、今後の成長戦略について熱く語りました。
企業の経営方針を決定するトップである最高経営責任者(CEO)の早瀬社長は、今年の2019年5月に参入したばかりの「缶チューハイ事業」を、今後の大きな柱に育てていくと宣言したのです。フタを開けてすぐに飲める手軽なお酒であるチューハイは、主力であるビール事業と並ぶ極めて重要な位置づけとなります。
この力強い宣言の背景には、これまで手薄だった女性層の獲得に成功しているという確かな手応えがあるのでしょう。実際にSNS上でも「パッケージが可愛くてつい買っちゃった」「フルーティーで飲みやすい」といった、若い世代の喜びの声が溢れています。
大ヒットの予感!第3弾は「雪塩」とシークヮーサーの奇跡のコラボ
従来、ビールの主な消費層は40代以上の男性が中心でした。しかし、飲み口が軽やかで様々なフレーバーを楽しめるチューハイの投入により、客層は劇的に変化を見せています。酒類業界全体でも成長が著しいこのジャンルにおいて、同社は中長期的に勝負できると見込んでいるようです。
同社は2020年3月までに、今後の事業の羅針盤となる中期経営計画をまとめる予定となっています。そこでもチューハイへの注力が明記される見通しであり、徹底的に県産品や地元企業と連携し、私たちをあっと驚かせるような商品を続々と展開していくと力強くアピールしました。
そして今回の会見で最も注目を集めたのが、大人気ブランド「WATTA(わった)」の待望の第3弾発表です。第1弾のシークヮーサー、第2弾のパッションフルーツに続き、今回は宮古島産の「雪塩」とJAおきなわが提供するシークヮーサー果汁を組み合わせた自信作に仕上がりました。
地元愛が詰まった一杯が切り拓く、沖縄経済の明るい未来
製塩会社であるパラダイスプランの雪塩が、柑橘の爽やかな酸味をどのように引き立てるのか、想像するだけで喉が鳴ってしまいますね。すでに県内を中心に販売が開始されており、店頭で見かけた際はぜひ手に取ってみることをおすすめします。
私個人としても、オリオンビールのこの戦略は非常に素晴らしいと感じています。単に新しいお酒を売るだけでなく、沖縄の豊かな農作物や特産品を全国、ひいては世界へと発信する強力なメディアとして機能するからです。
地元の魅力を再発見し、関連企業の収益アップにも直結する「地元密着型のモノづくり」は、これからの地域経済活性化のモデルケースになるはずです。今後のさらなる飛躍から、ますます目が離せません。
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