物流革命の最前線!アスクルが大阪で公開した「ピッキングロボット」と自動化の驚異

オフィス通販の王者であるアスクルが、2019年11月27日に大阪府吹田市の巨大物流拠点「アスクルバリューセンター関西」を報道陣に公開しました。ネット通販が人々の生活に浸透し需要が急増する一方で、現場では深刻な人手不足が続いています。この難局を乗り切るため、同センターでは最新鋭の「ピッキングロボット」や「自動搬送ロボット」を導入し、驚異的なスピードで生産性の向上を図っています。

ここで注目される「ピッキング」とは、棚やケースから必要な商品を選び出す作業のことです。2019年10月から稼働している2台のロボットは、関節を器用に操りながらプラスチックケースから箱を取り出し、流れるような動作で隣のケースへと移していきます。SNSでは「ついにロボットがここまで滑らかに動く時代か」「物流の裏側がSF映画みたいでワクワクする」といった驚きと関心の声が次々と上がっています。

現在、このロボットが扱えるのは掴みやすい形状の約1200種類に限られていますが、その精度は高く、エラーをほとんど出さずに人間と同等の速度で作業を完遂します。専用のコンベヤー配置が必要なため、現時点では設備投資の負担が大きいという側面もあります。しかし、この拠点での実験的な運用で得られるデータや知見は、将来的にさらに使いやすく、汎用性の高い自動化システムを開発するための貴重な財産となるでしょう。

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中国製搬送ロボットも参戦!「コスト」から「価値」を生む拠点へ

ロボットの活躍はピッキングだけにとどまりません。2019年9月に導入された中国ギークプラス社製の「搬送ロボット」は、10個以上の重い段ボールを載せて縦横無尽に走り回ります。検品を終えた商品を自動倉庫の入り口まで運ぶこの作業は、かつては人間が「ハンドリフト(手動で重い荷物を運ぶ器具)」を操作して行っていた重労働でした。これを自動化することで、現場の負担は劇的に軽減されたのです。

2018年から稼働している同センターは、当初から「作業員が歩き回る必要のない構造」を追求して設計されました。「バリューセンター」という名称には、単に経費がかかる「コストセンター」ではなく、新しい価値を創造する拠点であるという強い自負が込められています。私は、こうした先端技術への投資こそが、過酷な物流業界のイメージを塗り替え、持続可能な社会を支える柱になると確信しています。

テクノロジーは日々進化しており、物流拠点も一度建てて終わりという時代は過ぎ去りました。2019年11月28日現在、アスクルが見せているのは、常に最新の技術を取り込み、現場をアップデートし続ける「進化する物流」の姿です。効率化の先にあるのは、誰もがより快適にサービスを受けられる未来。人手不足という逆境をバネに、日本の物流は今、ロボットと共に大きな転換期を迎えているといえるでしょう。

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