「ワンチーム」から「ワンスカイ」へ!大和ハウス工業・芳井社長が語る、令和のリーダーに必須の“長所軸”経営

2019年11月29日、住宅業界の巨頭である大和ハウス工業が描く新しいリーダー像が注目を集めています。芳井敬一社長によれば、同社の売上構成は今や戸建て住宅が1割を切り、商業施設や物流拠点が約45%、集合住宅が約25%を占める巨大な事業体へと変貌を遂げました。この変化の激しい令和の幕開けにおいて、同氏が強調するのは、かつての日本が重んじた「和」の精神を現代版にアップデートさせた、全く新しい組織の在り方です。

SNS上では「部下の長所を見るという姿勢に救われる」「ワンチームならぬワンスカイという言葉が壮大で素晴らしい」といった共感の声が広がっています。特に、ラグビーワールドカップで流行語となった「ワンチーム」になぞらえ、組織を一つにまとめることの重要性を説く芳井氏の言葉は、多くのビジネスパーソンの心に響いているようです。これからの時代、個の力だけに頼るのではなく、多様な才能をいかに調和させるかが問われています。

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短所ではなく「長所軸」で向き合う勇気

芳井氏が提唱する「長所軸」とは、リーダーがメンバーの欠点に目を向けるのではなく、その人が持つ特出した強みを最大限に活かそうとする考え方のことです。どうしても人は他人の至らない点に目が向きがちですが、短所ばかりを追っていては、相手の真の姿や可能性を見失ってしまいます。チーム全体の士気を高めるためには、まず「この人は何が得意なのか」を徹底的に見極めることが、リーダーにとっての第一歩となるでしょう。

ここで興味深いのが、大和ハウス工業が掲げる「ワンスカイ」というスローガンです。これは「世界中の空は一つに繋がっている」という視点から、グローバルな規模で社会に貢献しようとする高い志を表しています。個々の長所を認め合い、大きな一つの空の下で協力し合う姿勢は、まさに令和という不安定な時代において、私たちが目指すべき理想の組織像ではないでしょうか。

私自身の意見としては、この「長所軸」という視点は単なる精神論ではなく、非常に合理的な戦略だと感じています。個人の欠点を平均点まで底上げする努力よりも、突出した強みを伸ばす方が、イノベーションが生まれやすい現代には適しているからです。リーダーが一人ひとりの輝きを信じることで、組織は「和」を超えた爆発的な力を生むに違いありません。

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